マラソン・ウォーキング 「ホノルルマラソン」 | eau de vie ~サングラステスト

マラソン・ウォーキング 「ホノルルマラソン」

TEST eau de vie
マラソン
Feb.2009

ホノルルマラソン 2008

テストフレーム
■zero rh+ Angelfish
ゼロアールエイチプラス
エンジェルフィッシュ
●OAKLEY Flak Jacket
オークリー
フラックジャケット

■2008年12月に行われたホノルルマラソンに、オードビーの男性スタッフがフルマラソン、女性スタッフが10kmのウォーキングに参加した。
今回は使用したスポーツグラス(サングラス)のテストレポート。


■スタッフS・フルマラソン報告

日本のイベントに参加の都度、色々なスポーツグラス(サングラス)を掛け、最終目標のこのホノルルマラソンには「zero rh+(ゼロアールエイチプラス)」のスポーツグラス(サングラス)を選別した。

その一番の理由は、掛けていて走る負担にならない事。

もちろん目が悪くない自分にとってはサングラスなどかけない方が良いと思っていたのだが、
(1) 紫外線から目を守る
(2) ゴミが入る
(3) 眩しい
という三大理由からスポーツグラス(サングラス)の必要性は強く感じた。

使用サングラス
今回使ったスポーツグラス(サングラス)は、前回江東区マラソンで使用したものと同じ「zero rh+ angelfish (ゼロアールエイチプラス エンジェルフィッシュ)」を使った。

周囲が暗い朝5時ごろから走り始めるので、前回の薄いブラウンからグレーに変わる調光レンズとは違い、今回はクリア(透明)からグレーに変化する調光レンズを使用。

zero rh+ angelfish クリア調光

■モデル
zero rh+ angelfish
ゼロアールエイチプラス エンジェルフィッシュ
■フレームカラー
クリア
■レンズ
NXTソフト クリア調光(デイナイト)
■レンズ素材
■NXT素材:ポリカーボネイトよりも衝撃吸収性に優れたレンズ。
「100%割れない」レンズとして、あらゆるスポーツに安心して使用できる。

■調光レンズ:はじめはクリア(透明)で、紫外線が当たると、徐々にグレーへと変化しいくタイプの調光レンズ。

使用感・感想
スタートが朝早い時間で暗いので、店長からクリア(透明)から変化する調光の方が良いだろうという意見でこのモデルとなった。
ホノルルで一番確認したかったことは、朝スタート時の暗さ、そして途中でどれだけ眩しくなるか、暑くて汗がどれだけ出て影響するかという事であった。

今回のホノルルマラソンでは、前半戦が雨のせいでこのスポーツグラス(サングラス)の特徴が生かせなかったものの、後半戦では太陽が出てきた為、日光遮断にかなり役立った。
今までテストしてきたスポーツグラス(サングラス)同様、気になっていた「汗が垂れてくる」・「温度差による曇り・露」、といった欠点は相変わらずだが、それを差し引いても十分すぎる程のメリットはあった。

■完走タイム:4時間57分(甘く見ていた。フルは長い!)
■順位:全体で5239位・男子の部3599位

オークリーをはじめとした各メーカーのサングラスは、デザイン的にカッコイイものも有るが、やはり実用で考えると、私はこの「zero rh+ (ゼロアールエイチプラス)」のフレームがベストと思われた。

@レポートby スタッフS


●スタッフY ・10km ウォーキング


日常で遠近両用の眼鏡を掛けているので、度付きレンズが絶対条件。
通常スポーツでは、遠用視力のみの度付きレンズでも良いのだが、時計などを見ることもあるので、遠近両用で製作。
濃いカラーレンズでは天気や時間により暗く使いずらいので、オールマイティに使えるように調光レンズを希望とした。

使用スポーツグラス(サングラス)

フレーム選び

基本的にデザインの好みと、顔とレンズの大きさのバランスなどからOAKLEY Flack Jacket (オークリー フラックジャケット)を選択。

レンズ
フレームが、オークリーのフラックジャケットというフレーム下半分がふちなし構造の為、レンズ強度を考慮して「割れないレンズ」NXT素材の上記条件を満たした仕様のレンズで製作。
レンズは「IC NXT RX クリア調光(デイナイト) 遠近両用」。

OAKLEY Flak Jacket + IC NXT RX クリア調光(デイナイト) 遠近両用

■モデル:
OAKLEY Flak Jacket
オークリー フラックジャケット
■フレームカラー
ダムソン
■レンズ:
IC NXT RX クリア調光(デイナイト) 遠近両用
■レンズ素材
■NXT素材:ポリカーボネイトよりも衝撃吸収性に優れたレンズ。
「100%割れない」レンズとして、あらゆるスポーツに安心して使用できる。

■調光レンズ:はじめはクリア(透明)で、紫外線が当たると、徐々にグレーへと変化していくタイプの調光レンズ。
使用感・感想

フィッティング
フィッティング
(▲F1)


■基本的に眼鏡と同様、まず顔幅に合わせる。
テンプル(ツル)の部分を整形し、ズレにくいように頭の形に合わせて抱え込むようにする。(▲F1)

■画像下:未調整フレーム
■画像上:調整後フレーム
テンプル(ツル)の部分に丸みを付けて頭の形に合わせた状態。
イヤーホルダー
(▲F2)



■フレーム調整をしても、走っているショックでフレームが顔の前にずり下がってくることが多い。

テンプル(ツル)の部分に「イヤーホルダー」を取り付け、耳の後ろに掛かるようにする。
耳に掛かる位置は自由に調整できるし、帽子をかぶったりしても邪魔にならない。(▲F2)

「イヤーホルダー」+「帽子の中にテンプル(ツル)を入れ込む」掛け方
(▲F3)

帽子の上からテンプル(ツル)で頭を挟む掛け方
(▲F4)

■通常のフィッティング・掛け方は、イヤーホルダーを取り付け、帽子の内側にテンプル(ツル)を入れ込むことで、ずり下がりもなく安定して掛けていられるのだが、今回はキャップの上からスポーツグラス(サングラス)で頭をはさむ形でグラスを掛けてみた。

■画像上(▲F3): 「イヤーホルダー」+「帽子の中にテンプル(ツル)を入れ込む」掛け方
■画像下(▲F4): 帽子の上からテンプル(ツル)で、頭を挟む掛け方

帽子の厚さ分、フレームが顔幅以上に広がる為、フレームが曲がりやすかったり、変なクセがついたりする場合があるので本来お勧めできない掛け方だが、実際の使用感は悪くなかった。

度付き仕様 ・ 通常眼鏡とスポーツカーブの見え方の違い
遠くを見ていると普通の見え方だが、レンズにカーブがついている為、足元の距離感が違う感じに見え、掛け始めは違和感があった。
しかし視界の広さが眼鏡よりかなり広く、見やすい。
違和感は国内で大分掛けて慣らしたが時間が掛かった。
当日朝掛け時は、外が暗いせいか(朝3時半集合)距離感が違ったように見える違和感は感じなかった。

フレーム機能・調光レンズ機能
度付の私にとっては眼鏡は外せない。
ゆえに暗い時はクリアで、眩しい時には色が変化する調光レンズは大変重宝する。

フレームは今回オークリーを使った。
オークリーはストレートなテンプルで帽子の上からかけた。
帽子は歩いているとどうも落ち着かないので、ちょうどサングラスで押さえる形になるし、直接かけて頭が痛くなるのも防げた。
フレームが曲がったり、フレームの幅が広がったりしてしまうので、帽子の上から掛けるといった使い方(掛け方)は本来お勧めできない掛け方なのだが、髪が長い女性にはいいかもしれない。

ウオーキングでの感触
朝3時半集合。
もちろん真っ暗なのでレンズはクリアな状態で普通に見える。
天気は雨なので、眼鏡の視界が心配だった。
スタート5時。
真っ暗で、天気は相変わらず雨。

雨が降っている中、合羽を着て帽子をかぶってスタート。
帽子はひさしがあってアールが付けてあるので、雨がグラスに当たりにくい。
スポーツグラスを掛けていても、帽子の必要性と有効性を実感。
それと、気温も暑くなく寒くなくの良い状態だったので、レンズも曇らなかった。
雨だと曇る、視界が悪いという状況になると思っていたが心配なかった。

ゴール7時50分。
まわりはすでに明るくなっており、レンズの色もグレーに変化していた。
歩いている途中では、色が変わっているのがほとんど意識しない。
グラスを外してみて初めてレンズの色が変わっているのがわかる。
確かに外すと眩しかった。
レンズの色が濃く変化している意識がなくても、眩しさを十分に防いでくれていたという事だ。

まとめ
天気が悪く、歩いている最中に太陽が出なかったので、思ったよりレンズは濃くならなかった。
眩しいハワイの日差しでどれだけ濃くなるかを試せなかったのが残念であった。
しかし、曇りでも掛けていられるスポーツグラス(サングラス)として、調光レンズを選んで良かったと思う。

午後は天候が回復したので太陽がさんさんと照った。
この時はきちんと調光してレンズの色が濃くなり、眩しさを防ぎながら、景色を楽しめた。
また、遠くを見て、タイムを見るために手元の時計を見るので、絶対条件であった遠近両用レンズも有効に使えた。
慣れは必要だが、調光カーブ付き遠近両用レンズは視界の広さと便利さでお勧めできるレンズだ。

@レポートby スタッフY