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四年半かかってようやく

四年半掛かりました。

せっかくなので詳しく書いていこうと思いますが、本当に長かった。

借地、両親高齢、僕の貯蓄不足、アパート経営への認識不足、などなどなどなど。様々な条件が重なり、当初は建築家と建てる自宅とアパートの予定でしたが、最後はハウスメーカーで建てる自宅とアパートになりました。

自分でも驚くほど覚えている四年半。でもまだローンが通っただけだったりしますwww


ウエストコム スイッチアノラック

Westcomb SWITCH ANORAK

 

ついにアノラック版がアナウンスされました。フーディーと基本スペックは一緒ですが、僕はアノラックタイプの方が好きです。なんでなのか明確な理由はありません。あるとすればデザイン。少しぼてっとしてしまうあのシルエットと、被らなければいけないという手間が僕の心を掴むのです。

 

そして、ウエストコムの凄いところは自社カナダ工場で縫製を行っているところ。ではそのなにが凄いのかという事ですが、ウエアというのは生地を縫い合わせて完成します。その縫い合わせる技術により製品の性能や完成度は大きく変わります。例えば2.5cmに何回ステッチを入れるかという技術があります。普通は多くても13ステッチですがウエストコムは20ステッチです。なぜそれほど細かくするのかというと、ステッチが細かいと、縫い代を小さくできます。そうするとシームテープの幅を細くできます。

 

考えて下さい。極端な例ですが、シームテープが40mmのウエアと1mmのウエア、どちらの方が着やすく、どちらの方が素材の透湿性を損なわないでしょうか。当たり前に1mmの方です。それは極端な比較ですが、普通は15mm前後のシームテープを使うメーカーが多いのですが、ウエストコムは細いもので8㎜のシームテープを採用します。更に軽量化できるというメリットもあります。

 

更にさらに、ウエストコムではシームテープも柔らかいものを採用しています。ジャケット1枚に採用するシームテープは背中一面に相当するなんていわれますが、それを踏まえて考えれば、この縫製技術の高さというのは製品の仕上がりを大きく左右するのです。

 

※ここで注意点が1つ。フーディーとアノラックでメンブレンが変更になっているようです

eVent DV-STORM(耐水圧10,000mm/透湿性31,000g/m2)⇒eVent DVAlpine(耐水圧20,000mm/透湿性20,000g/m2)

耐水圧は高くなりましたが、透湿性は下がっています。しかしこの辺りの変更は実際に使ってみないと評価しにくい部分です。

 

ここまで見てしまうともう買うしか方法が無いように思えてきます。山道具の恐ろしいところは性能を見ると、超高額な商品でも納得しやすい所です。

 

 

機能

・ヘルメット対応フード(ドローコード調整可能)

・アジャスタブルカフ&ヘム

・マチ付きカンガルーポケット×1

・ラグランスリーブ

・トリコットライニング

・YKKビスロンジッパー

 

素材: eVent DVAlpine

耐水圧:20,000mm

透湿性:20,000g/㎡2

重量:280g(S)

価格:82,080円(税込)

 

寸法

サイズ/S 58(身幅/脇下)、90(首後ろ中心からの袖丈)、72.5(前着丈)、78.5(後着丈)


ウエストコム スイッチフーディー

2018年冬にそのジャケットはデビューした

 

Westcomb Switch Hoody

ウエストコム スイッチフーディー

 

ウエストコム アルファプロジェクトとして発表されたのが、ダイニー・マコンポジット・ファブリック(DCF)とEventDVStormを採用し、そこへ裏地を圧着させた、強度と軽量性と透湿性と快適性を高次元で昇華させた新しいハードシェルです。

 

表地のDCFは最近までキューベンファイバーと呼ばれていた素材です。そしてダイニーマとは重量ベースで考えると、鉄の15倍、アラミド繊維の40%以上の強さを誇ります。また水に浮き、水分、紫外線、化学 薬品に対して優れた耐久性があるので、防弾チョッキにも採用される強く軽量な繊維です。

 

そして防水透湿層はeVent DV-STORMは耐水圧10,000mm/透湿性31,000g/m2とうスペックを誇り、それでいて軽量という優れモノです。最近ではOMMのイーサー2シリーズに採用されたことでも記憶に新しいです。

 

さらに、裏地は圧着することにより、薄い生地でも張り付きの低減や、透湿性の維持がしやすくなっています。

 

そんな素晴らしいジャケットがSサイズで実測295gというから驚きです。また、Neoshellモデルよりも130gの軽量化を実現。これは買うしかないと思ったものの、価格は79,000円(税抜85,320円)とその価値に見合うだけの超高額で買えませんでした。

 

しかし、2019年初春、なんと今度はスイッチフーディーのアノラックモデルがでるという情報を掴んだのです。これは買うしかないのか?僕の心は大きく傾きました。まだ時間があるとはいえ、高額なのでしっかり計画しないとまずい事になります。

 

 

時は過ぎ、2019年7月下旬、突如としてその時は訪れます。

 

 

 

 

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