バングラデシュ追加情報
アッサラームアライクム!
バングラデシュの自転車道路状況を
調べに調べたので、
追加しておきます。
インドのベンガル州からは、
一箇所だけ、外国人にも解放されている
国境があります。
チャングラバンダから
ブリマリという名です。
シリグリから南下したら
すぐに国境なのですが、
ここはローカル同士しか通れないようです。
※情勢は変わるので、
随時チェックしてくださいね。
ブリマリには簡易的な宿泊施設が
あったようですが、
本当に小さな森の中なので、
あまり快適さは期待できません。
しかし、およそ15km、
自転車で1時間ほどの町
パットグラムまで行けば宿があります。
英語表記は無いので、
地元の人に聞いてください。
ゲストハウスと言うと通じます。
そして、
改めてnellesのロードマップを
買ったのですが、
パットグラムからロンプールまでの
道はこの地図に無いのです。
ラルモニルハットというところには
繋がっていますが。
けれども!!
現在は、そこに行かなくとも、
ロンプールまでの橋ができています。
Google mapではありました。
つまり、
最近できた道だと思います。
舗装路もものすごく綺麗で、
安定していました。
N509
バラカタから
右折します。
ロンプールまで30kmほど
近道になるのです。
橋の終わりにゲートがあって
警察みたいな人が居ますが、
笑顔で
アッサラームアライクム!
というと、
アライクムサラームと
返してくれます。
ワイロの請求はありません。
バングラデシュは
わりと気温が高かったのですが
ここの道は終始、
林の中の道で、涼しくて快適。
田園風景も、
リキシャたちもノンビリしていて、
最高でした。
アジアってこれだよな!ってな
緑があって、川があって
本当に美しい風景です。
以上、
追加でした。
全く興味がない人には
謝っておきます、すいません。
自転車乗りには
重要な情報なのです。
ではでは!
シャージャラル国際空港
アッサラームアライクム!
あまりにも
情報が乏しい国際空港なので、
いろいろ載せておきます。
バングラデシュの首都ダッカの
玄関口。
もし、日本から行くなら
マレーシア、タイ、香港、シンガポール経由で来ることが効率的だと思います。
他にも中国東方航空という
安い便もありますが。
夜間は空港近辺の治安があまり
よろしくないとのこと。
タクシーの運ちゃんは
ボッタクリも多そうなので
お気をつけください。
また、空港内にも、外にも
空港職員の格好をしながらも
やさしく手伝ってくれるやつらがいて
どんなに身なりがよくても
必ずボクシーシ = 金をくれと言われます。
例え、数メートル荷物を持っただけでも。
なので、ボクシーシを払いたくなければ、蹴散らしてください。
NO Thanksと強めに言えばなんとかなります。
けっして、いろいろ話さないこと、
ホテル探してるなど言ったら餌食です。
1度断ったらシカトで。
こちらから
話かける人なら大丈夫な場合が多いです。
空港内には24時間営業の
レストランもあったので、
深夜過ぎたら、朝まで待つのもありでしょう。
ホテルが送迎してくれるなら
それを利用しましょう。無難です。
僕は帰りだけ
利用しましたが、
カフェもあり、お土産屋もあり
キレイで、施設は、バングラデシュとは
思えないほどしっかりしていました。
ぐるぐるもありました。
荷物を守ってくれるラッピングサービスです。
300Tk(390円くらい)。
自転車は2倍とふっかけられたので、
溢れんばかりの笑顔で
ボンドゥ(友達)頼むよ~ってな
演技で300Tkにしてもらいました。
心の中では、
っづぁけんじゃねーよ!
なんて思っていたことは一切見せずにね。
今回の旅で、
悟りが開けたのかもしれません。
いや、ボッタクられない
接し方を覚えただけですね。
グレートインディアというインド料理屋さん
アッサラームアライクム!
ホテルあじさいから
徒歩15分くらいのところに
美味しいインド料理屋さんがあります。
ナンとカレーで、
値段500Tkくらい(650円くらい。)
そこそこ高級レストランなので、
長ズボン、襟付きシャツが良いかも。
僕は
チャナマサラが好きなのですが、
コレが本当に美味しかったです。
東京の品川に支店があるようです。
plot-13,Road-2,Sector-03,Uttara,Dhaka
大通りを挟んで
この向かいには
カフェBaristaがあります。
wifi無料
コーヒー140Tk(185円くらい)
コーヒー本格的な味わいです。
ケーキもたくさん。
チョコブラウニーがオススメだそう。
甘かったのですが、美味しかったです。
バングラデシュ ダッカの宿情報
アッサラームアライクム!
バングラデシュのダッカでは、
日本人宿で、
ちづるさん(田中さん)が
営むホテル あじさいに
お世話になりました。
ここが極上に
居心地がよく、
ウッタラという高級住宅街地区なので
治安もよく
近辺にはスーパーも多く、
一階はレストランながさき
日本食も美味しく食べられます。
こちらドミトリー
一泊720Tk(900円くらい)
よくここで、
ダイエットペプシを飲みながらの
Wifi 無料
Blogもここから
更新。
ウッタラの
セクター4、ロード19、ハウス1
が住所です。
House#1,Road19,sector4,Uttara,Dhaka1230
空港から近くて
渋滞なければものの5分。
空港の北側にあるので、
わりと静かです。
ダッカでの
宿泊はここ以外考えられませんよ!
そのくらいオススメです。
自転車旅からの卒業
アザーンの声が、まだ暗がりの空に
こだまする。
この独特の声は、1日の始まりを意識させるとともに、癒しを与える。
早朝、日の出と共に、
左のフロントバッグに入った
クランプラーの化粧ポーチから
洗顔料とハミガキセットを取り出す。
安宿の水道は、
締めても、締めても
ポタッ、ポタッと水が流れている。
鏡は汚くて、小さいので
よく近づけないと顔が見えない。
歯を磨き終わって、顔を洗えば、
少しシャキッとする。
昨夜、買っておいた
マリービスケットを頬張りながら
地図を眺める。
ある程度大きな街を覚えて、
頭に入れる。
ファンの下で乾かしておいた
PAPERSKY丹波篠山柄のてぬぐいを
取ると、昨夜焚いた
蚊取り線香の匂いが残っている。
全ての荷物をオーストリッチの
バッグ類に入れたら、
忘れ物がないか
部屋中を確認する。
忘れ物は1番凹む。
確実に返って来ないからだ。
だから、何度も確認する。
狭いドアから
荷物満載の自転車を運び出す。
リアのパニアバッグの内側がだいたい
引っかかって、1度バックした後
再びおおまわりに出す。
部屋の鍵をフロントバッグに載せて、
レセプションまで行き、
オヤジに渡す。
ドンノバード(ありがとう)
右手で胸に手を当てる。
オヤジは笑顔で
首を右後方に傾け
アゴを見せれば見せるほど
どういたしましての合図。
重い自転車を階段から下ろす。
一つ踊り場に着いたら休憩し、
また、一つ。そして、一階まで。
一気に下ろすと腕が悲鳴をあげるので
ゆっくり、そして、慎重に。
ネックゲイターを口まで上げて、
レジスタントのペダルストラップに
足をかける。
逆の足をMKSのペダルにかけ、
クルッと裏返しにして、
左足もストラップにかける。
漕ぎ出しは重いが、
17,8km/hくらいまで
スピードが乗ると、
ある程度進んでくれる。
柔らかい朝日の光が昇ってくると
全身がオレンジ色に染まる。
やがて、
まばゆい太陽光が
背中を押してくれる。
リキシャをかわして、
ハイスピードのバスに気をつけながら
漕ぐ。
黄緑色の
田んぼが流れていき、
熱帯特有の植物は
背が高く、淡い水色の空まで
伸びている。
路肩に散らばった
ガラスの破片をかわしながら
通り過ぎる人に
アッサラームアライクム!と挨拶する。
向こうも笑顔で返してくれる。
アライクムサラーム!
アスファルトは遠くまで
続いていて、
町から遠ざかっていく。
しばらくすると、
1人になり、
流れる
アスファルトグレーを眺めながら
いろいろなことを考える。
いろいろなことを。
少し登っている道では
力を入れて、
汗をかきながら漕ぐ。
橋を渡るときは
たいてい上りがある。
ハアハア…
そして、下ったあと、
また
漕いで、漕いで、漕いで。
短い時は6時間。
長い時は10時間。
100kmが目安。
ようやく、町が見えてくる。
ネックゲイターを下げて、
ギアを軽くする。
町の人々の視線を浴びながら、
休憩するか、先に進むかを
考える。
もし、夕方近かったら
泊まる宿を探す。
町の人に聞いて、
ホテルの場所を教えてもらう。
宿の部屋をチェックさせてもらい、
お湯は出るか、ベッドはキレイか、
ファンは回るか。
値段と雰囲気の良さが一致したら
KABUTOのヘルメットを置く。
シャワーを浴びた後、
町を散策する。
そして、
ローカルが集まるチャイ屋に入るか、
夜ご飯を食べられる食堂を探す。
混んでいる店はたいてい美味しい。
これも慣れてくればすぐに分かる。
カレーをご飯に混ぜ、
手でこねて口に入れる。
魚の骨を取り出しながら
ポテトやダール(豆)も
手でつまむ。
モジャ(美味しい)と親指を立てると
ランニングにルンギ姿の店のおっさん
もニコッと笑い、
「そうだろうよ。」といった顔をする。
帰り際、
次の日の朝ごはん用のバナナを
買い出して、
1リットルの水ボトルを買っておく。
そして、窓の外の星空を眺めながら
ボーッとする。
もしくは、読みかけの本を読む。
そんな自転車旅を、
長い旅をしている時、
たまらない幸せを感じる。
旅人なんだ、と。
目標は自分が決めたところ。
誰かに決めてもらったところじゃない。
だからこそ、
成し遂げることの意味があり。
そこまで行かないと気が済まない。
町が見えてきた時の喜びは、
言葉では表すことなんてできないだろう。
さらに、国境を越える時の緊張感や
ワクワク感は、
脊髄あたりまで快感が走るといったら
大げさだろうか。
そんな発展途上国を
走り繋ぐ長期の旅は、
今回で卒業。
これからは、
短い期間か、
先進国か、仕事で行くか
くらいはあると思うが、
仕事を休んで、事務所に無理言って
長旅には出ないと決めた。
もし、次にやるなら
60歳くらいかな。
2008年から
始めたこの地球を繋ぐプロジェクト
ブログも皆様に支えられ
ここまで来ることができ、
本当に感謝です。
今後は、海外自転車旅に興味がある人への
コンサルティングや、
写真展、講演などをしていき、
活動を伝承していこうと考えています。
そして、若い旅サイクリストの育成や、
バックパッカーへのアドバイスを
していきたいと思ってます。
最後に告知ですが、
サイクルモード2014年
11月9日(日)11時30分~12時00分
幕張メッセ会場内 サイクルモード
マスターズステージ
でゲストパネラーとして
今回の旅をスライドトークします。
ぜひ、遊びに来てください。
それでは、
ふらっと旅先で
会いましょう!
ありがとうございました。
無事に帰国したら
livedoorのブログでまたご報告しますね。
アーロン
アッサラームアライクム!
バングラデシュは
BRACという国内NGOの活動によって、
いろいろなお店や銀行などが
あります。
※bangladesh rural advancement committee
の略。
Aarongもその一つ。
貧困救済のために、
手製品や、民芸品などを
正当な価格にし、
品質も上げ、洗練された衣料、雑貨を置く
デパートのようなショッピングセンターです。
ダッカ市内にもいくつか
ブランチがあり、(グルシャンにもあります。山形友好病院近くにもあります。)
ウッタラには5Fに
アウトレットまであります。
ほぼレディースでしたけど。
どちらかというと
お金持ちや、外国人が来るところなので、
とんでもなくキレイで、ACも効いていて、
広くて、いいお土産が買えます。
特に女性は、サリーや、
布、サンダル、ストールなど
欲しいものが必ず見つかるでしょう。
メンズものも
ストールが400Tk(520円くらい)から
あるので、なかなか手頃です。
全てメイドインバングラデシュ。
民芸品も
可愛いものばかり。
特別にここだけ
許可もらいました。
これこらは陶器類。
木の食器も600円くらいからあって
欲しいのをギリギリ我慢しました。
もう荷物がパンパンなのです。
一品がハンドメイドなので、
微妙に柄が違ったり、色が違ったりするので、ようく見極めてくださいませ。
長く使える
お土産を買うなら、
アーロンがオススメです。
SAARC
アッサラームアライクム!
タイトルは、
南アジア地域協力連合のこと。
South Asia Association for Regional Cooperationの頭文字を
取ったもの。
1985年に、
経済成長のために
協力しようという組織。
インド、パキスタン、バングラデシュ、
スリランカ、ネパール、ブータン、モルディブ、アフガニスタンの
7カ国が加盟。
宗教や民族は違うものの、
人口増加に伴う未来の問題を
互いに助け合っていこうと
いうことは大切ですね。
インドビザの申請の際は
この中の国に行ったことありますか?
みないな質問が
あるので、
覚えていて損はないと思います。
モティジール
アッサラームアライクム!
グルシャンという地区が
ショッピングエリアだとしたら、
モティジールは、
お役所エリア。
ビーマンバングラデシュという
航空会社の本社や、
サッカースタジアムもあります。
高層ビルもここらへんに
多く、20Fからの眺めが見られる
バーズアイレストランに行ったものの、
ブッフェはやっていないとのこと。
地球の○き方に騙されました。
とはいえ、
モティジールの1番の見どころは
バイトゥルムカロムという
サウジアラビアのメッカにある
イスラムの聖地、
カアバ神殿に模して作られた
と言われる巨大モスクがあります。
しかし
現在は修復中で、
キレイな芝生はなく、
中庭も工事していて残念。
カアバ神殿のように近代的な施設ではなく
とても古くて味のある感じでしたけどね。
ここで、何万人のムスリムがいっせいに
お祈りすると想像すると興奮しますが。
そこから南に歩いて、
ホテル インペリアルの3階にある
カフェ兼中華料理レストランから
見ると、
その壮大さが分かって
いい眺めでした。
メニューには
コーヒーもあり。40Tk(52円くらい)
激甘の砂糖&ミルク入りで
もはやコーヒー牛乳でしたが、
ブラックと言い忘れた
自分のせい。
今回は
特別にその景色を!
金曜だったので、
お休みのところも多かったものの
ノンアルコール香水屋、帽子屋、
数珠、ムスリムシャツなど
見ることもできます。
モスクマニアは必見のエリアです。