こんにちは~晴れ


Earth Ring Project のメンバーのイッチーです得意げ


昨日、私が所属しているNPO でセミナーが行われたので、


ちょっとその感想を書いておきたいと思います。




今回のテーマは


『地域で生き生きとした生活を持続可能にするために

 日本型コミュニティバンクの挑戦』


というものです。


先生に、コミュニティ・ユース・バンク momo の代表理事である


木村真樹さん に来ていただきました音譜






みなさんは


NPOバンクって知ってますか?



NPOバンクとは


普通の銀行から融資を受けるのが難しい

NPOへの融資を行うNPOのこと


です。


ただ、注意をしなければならないのが、


NPOバンクは銀行ではない


ということです。


NPOバンクは名前に銀行(バンク)が入っているので、


普通の銀行のように僕たちが預金をして、預けられたお金で


融資を行うものと思ってしまいますが、残念ながらそういう形での


運営ではないんですよね…。


NPOバンクは


無担保・無利子でお金を出資してもらい、

そのお金をNPOに出資する


のです。


さらに、


場合によっては貸し倒れの可能性もある


らしいです。






こう言われると、


NPOバンクに

お金を出す意味があるのか!?


ってなりますよね?


でも、


逆に考えると、

みなさんは銀行がどのような所に

お金を貸しているのか知ってますかはてなマーク






大手の銀行は持っている金額が大きいので、


大手の企業に多額のお金を貸し出します。


しかし、



もし銀行がお金を貸出す先の企業が、

環境に良くない商品を作っていたり、

環境に悪い事業をしたり、

また、社会的に悪いことをしていたら

どう思いますか?



もしそうなら、



お金を預けている僕たちにも、

かなりの責任があると言えるのでは

ないでしょうか?




ちなみに、普通の銀行ではどんな企業にお金を


貸出しているのかが分からないので、


自分の預けたお金がどう使われているのかを


調べるのが余計に難しい。






そんな風に考えると、



自分のお金が増えずとも、

環境や社会のために使われる

NPOバンクにお金を出資するのは

賢明な判断なのかもしれません。



【 自分の将来の資産 < 将来の環境や社会 】




そう考えるとNPOバンクは素晴らしい取り組み


と言えるでしょう。








今までNPOバンクの大雑把な説明をしましたが、


NPOバンクの一つでもある


コミュニティ・ユース・バンク momo


活動拠点である愛知を中心に、


東海地方で地域社会の改善や環境改善のために


活動している団体にお金を貸し出しています。


しかし、ただ社会や環境に良いことをしているだけで


お金を貸し出しているわけではなく、


ちゃんと貸したお金が返ってくるかどうかの


経営状態や資金繰りの計画性も見られるです。




そんなコミュニティ・ユース・バンク momo


設立されて今年で3年目。


毎年出資総額が増え、


出資総額が2500万円、


融資総額が800万円にまで上ったという。






『環境問題の解決

    ||

 お金を使わない、

 ボランティアな解決方法』



というのがあるような気がするけど、


今回紹介したNPOバンクのように、


お金を使って環境改善や社会貢献をしてみてはどうでしょうか?


僕たちの身の回りにはNPOバンクなんて


滅多にないけど (詳しくはコチラ を参照)、


でもこういう考え方をもっていたいなと思った


今日この頃でした。