いいアイディア・いい技術であっても、普及までのボトルネックのハードルが高いと、より劣ったアイディア・技術に負けること、よくありますよね。ソニーのベータなんかいい例だと思います。

なりすまし防止ソフトの普及に向けたハードルは、リーダーの普及だと思います。指紋や声紋等の生体認証ができるリーダーをユーザーに購入してもらうのは大変ですよね。

この点、NTTコミュニケーションが開発したなりすまし防止ソフトは、普及に向けたハードルを、うまくクリアしていると考えます。キー入力の癖に注目して、なりすましを検知する仕組みをとっています。

「事前に1000文字程度のキー入力で様々なパターンのクセを登録し、その後入力される文章150文字程度ごとに、本人の打ち方との共通度を判定」するそうです。

キー入力「クセ」で本人確認…NTTコム、100%識別
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20100816-OYT8T00336.htm

大学等の遠隔教育において、オンライン試験の不正受験防止等に適用が考えられており、eラーニングや在宅勤務に弾みがつくといいですね。