沖縄県の仲井真弘多知事は26日の県議会本会議で、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題について「県内(移設)は、お断りせざるを得ないような状況もあり得るかもしれない」と述べ、県内は容認できないとの考えを示唆した。自民党の照屋守之氏の質問に答えた。
 知事はこれまで、日米合意に基づきキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)に移設する現行計画を、地元の同意を前提に容認する考えを示してきた。しかし、1月の名護市長選で受け入れ拒否の稲嶺進氏が当選。県議会が24日、県内移設反対の意見書を全会一致で可決したため、知事も県内移設拒否に一歩踏み出した。 

【関連ニュース】
防衛相、発言を釈明=普天間移設
シュワブ陸上案に反対=福島担当相
普天間移設、立場変わらず=現行計画が最善策
決断遅れはグアム移転期限影響=普天間代替施設建設が必須
普天間「5月末に必ず結論」=社民党首と会談、先送りをけん制

<日本航空>女性スタッフで「ひなまつりフライト」運航(毎日新聞)
ネパールPKO、4カ月延長(時事通信)
<羽田空港>濃霧で82便欠航…2万人超に影響(毎日新聞)
<新幹線>さよなら「500系のぞみ」 28日で見納め(毎日新聞)
<東北新幹線>宇都宮駅で人身事故 一時間運転見合わせ(毎日新聞)