三陸沖の高気圧から暖かく湿った南風が流れ込んだ影響で、日本列島は25日、各地で最高気温が4~5月並みの暖かさとなり、岩手県洋野町・種市では平年より15・7度高い18・8度と、6月下旬並みの陽気となった。

 気象庁では、24日に続いて気温が上がったため、積雪がある地域で雪崩に注意するよう呼びかけている。

 同庁によると、北日本を中心に25日午後8時30分現在、全国152の観測地点で2月としては観測史上最高の気温を記録。富山市で22・5度、秋田市で19・8度、青森県八戸市で19度と、いずれも5月下旬並みの陽気となったほか、北海道・占冠村では、午前6時24分に氷点下11・5度を観測した後、午後2時7分に12・4度となり、その気温差は23・9度にもなった。

 関西地方でも大阪府堺市で23・9度、枚方市で22・7度と2月の最高気温を更新するなどした。

 一方、同庁は25日、東京都心、千葉、横浜の関東南部、中国・四国地方、九州北部で春先に吹く風速8メートル以上の南風「春一番」が観測されたと発表した。関東地方の春一番は昨年より12日遅かった。

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