TOEICに見る日本人の英語力 | 英語とグローバル化は止まらない!オンライン英会話e4e社長ブログ

TOEICに見る日本人の英語力

こんばんは。

プレミアム・オンライン英会話e4e社長の沢畑です。

先週、TOEICの元日本のディレクターをしていた方とお会いしました。

現在は、子供版TOEIC,JET(Junior English Test)を日本に広めるためJET委員会の委員長をされています。

日本人の英語力について、いい資料を頂きましたので、参考までに公開します。


まず、日本人のTOEICスコアのランキングですが、ちょっと古いデータ(2005)で、1位がドイツ(776)、2位がフィリピン
(774)、3位がカナダ(745)、4位インド(725)、5位ルーマニア(718)でした。

そして、韓国は22位(535)、23位台湾(530)、24位タイ(501)、やっと登場の日本は25位(457)でした。

日本人の英語レベルは、残念ながら最低レベルでした。

TOEICでは、スピーキング力を入っていませんが、それでもこの結果ということは、読解力、リーディング、語彙力でも相当
劣っていることになります。


次に語学力(Language Skill)の企業ニーズへの合致度です。スイスの研究機関IMDの調査結果ですが、TOP5は、

1位 デンマーク、2位 スイス、3位 オランダ、4位 スウェーデン、5位 ルクセンブルグでした。

そして、日本は、なんと57か国中、55位という結果でした。

22位 香港、34位 韓国、37位 台湾、42位 中国です。

これは、即戦力となるような英語力をもった人材がいないということでしょう。

企業のグローバル化については、楽天が2年後に英語を公用語化を発表し、みなさんご存知でしょうが、全社員対象に
最低TOEICスコア600、ユニクロは最低700と発表しています。また、大手企業の最低スコアも50ポイント程度上がって
いるようです。SONYは、全管理職最低650、高給与で話題の野村HDの国際部門の新卒社員は最低860が求められています。

気がついたら、自分だけ英語が話せなかったなどのことがないように、英語を学びましょう。