大丈夫。だれかが見ているから。 | カリフォルニアの建築家日記

大丈夫。だれかが見ているから。

今年は今までのように沢山のプレゼントを配ることができなかった。


でも、どうしても見逃せないことがある。。


だから今年は一つの家族を選んでじっくりプレゼントをすることにしたんだ。





外から見ただけでは、どう考えても家族が住んでいるようには思えない場所だった。



鍵がかかっているかどうかもわからないようなドアを叩くと



中らからマリアさんが出てきた。





「Hi. is Henry There?」


こんにちは。 ヘンリーさんはいますか?





「No, but are you guys....」


いいえ。でも、もしかしてあなた達は。。




正直、少しとまどった。





小さな部屋の中は座るところもなく、床にいろいろなものが散らばっていた。

ドリスを始め4人のお子さん、一番下の子はまだ生まれて10ヶ月だという。





奥には車椅子に座るおばあちゃんがいた。



「Merry Christmas」

そう言ってニッコリ微笑みかけてくれた。





ヘアに入りと間もなく、所狭しにおいてある小さなクリスマス・ツリーが見えた。

でも床の周りには何もプレゼントがなかったんだ。。だから部屋に入ると自然にプレゼントを置いている自分に気がついた。  挨拶もろくにせずに。。





「Merry Christmas, guys. We just want to thank you for letting us doing this.」

メリークリスマス!  こうやってプレゼントを受け取ってくれてありがとう。



「No, No.. We thank you so much...」

いえいえ、私たちの方こそありがとう。











10分ほどお話をしたかなぁ。

写真を取りたかったけど、なぜか取れなかった。





なぜだろう? 不思議な自分がそこにはいた。





帰り際に子供達が沢山のハグをしてくれた。





「Let's remember, you are not alone. Someone always cares about you.」









みんなで世界中の人々とプレゼントを交換できるといいなぁ。





「大丈夫。一人じゃないから。 きっと、いつも誰かが見守ってくれているよ。」















See ya,





:D