【D流 記憶術】 〜簡単な記憶の話  | カリフォルニアの建築家日記

【D流 記憶術】 〜簡単な記憶の話 

【簡単な記憶の話】


脳はまだまだわからないことばかり。 記憶の仕組みもまだ未知の世界。

記憶には大きく分けて2つ。
1 短期記憶(Short-term Memory)
2 長期記憶(Long-term Memory)
3 バックアップ(Back up Memory) ←この分野はさらに不思議なことばかり。 今回の記憶法にはあまり必要でないので除外するよ。

つまり情報に応じて潜在意識が短期的か長期的かにわけて「貯金」すると考えよう。

短期預金は常に使うお金だから、貯金しても直ぐなくなってしまう(短期情報)。
長期預金
(定期=無限)は一度貯金したらずっと蓄えている口座。

僕たちはこの二つのアカウントを頭の中に持っているって考えてみよう。
また、このアカウントを管理する機能が「記憶バンク」って呼ぶことにしよう。

【短期貯金】
短期預金は「丸暗記」とか「日常生活に必要なちょっとしたこと」。 

つまり、
「今日出かける前に彼から借りていた本をカバンに入れておこう」とか
「電話をかける瞬間に一度電話番号を見てボタンを押す」、
「今、言われたことを“書き写す」
「テスト前に繰り返して発音/視聴する」
などがあるよね。

シンプルに考えると短期貯金は「使うため」にあるので出すことが目的
つまり記憶バンクでは、

「覚えることが目的ではない」ということなんだ。

逆に考えると、
「忘れて当然」というわけ。。

だから
「なぜ、僕はこんなこと覚えられないのだろう?」とか
「覚えることに時間がかかる」っと言う場合は決まって
「短期貯金」に情報を送り込んでいるというわけ。。

つまり、覚えられないのではなくて“貯金/デポジット”の仕方が違っているだけ。


「長期貯金へは、どうやってデポジットするのかな?」



【長期貯金】
記憶の世界では長期貯金は“生命維持に必要な安全/危険に関すること”や“興味があり自分に必要なこと”、また“嬉しいこと”、“悲しいこと”など感情に大きな衝撃がある場合に貯金される情報なんだったて。 

例えば、
「交通表示や数え方、表現の仕方」

「趣味に関することや運転の仕方、スポーツ、etc」

「専門知識や‘常識’‘ルール’、etc」

「交通事故の体験」や「結婚式の体験」

「自宅の住所や暗証番号、etc」

つまりこれは“知識”であり“経験”ということになるよね。




それでは問題。

「目をつぶって自分の名前を思い浮かべてみて。」

思い浮かべたら目を開けてもいいよ。
自分の名前を思い浮かべる時、文字が浮かんだかな?
それとも単純に‘自分’が浮かんだかな。。
きっと個人が持つ“自分像”でしょう。



それでは
「自分の名前を忘れてください!」
「自分の名前を忘れてください!」
「自分の名前を忘れてください!」




「。。。。。」


忘れられないでしょう?
忘れられないのは当然だよね。
でも、不思議だよね。 忘れたいのに忘れならないのだから。。

長期貯金は貯まったもの(知識)なので、「忘れられない」ということ。

この決まりを利用して“記憶する”しちゃえばいいんだよ。
そうすれば、簡単に覚えることができるんだよ。


当然長期貯金もたまにチェックしないと契約条件が変わったり(利子が変更されたり!)するでしょう? 記憶の世界も同じでたまにチェックすることで、貯められた知識や経験に「順位」を教えてあげることが大切なんだ。(“記憶の呼び寄せ方”で説明)

また長期でもいろいろな種類があるよね。
1 常に必要な記憶 
2 1-6ヶ月に必要な記憶
3 とても大切だけど普段必要ではない記憶(へそくり)
などなど、、

潜在能力がオートに作業してしまうから、当然自分で全て決められるわけじゃない。
でも、定期的にチェックすることで、期間を調整することができるんだよ。






See ya,

D