【World Sustainable Center】Netherlands | カリフォルニアの建築家日記

【World Sustainable Center】Netherlands


【World Sustainable Center】
Afsluitdijk, Netherlands


Afslitdijk(スペルミスではありませんよ 汗)は
オランダのWadden Sea付近に位置する土手道(堤防の役目を果たす道)
幅は100m、距離32km。
塩水と淡水を分ける大切な堤防の役目を果たす。

カリフォルニアの建築家日記-Afsluitdijk, オランダ
衛生写真 真ん中の堤防道路を境に塩水、淡水と分かれている


オランダは海水位が海面より低い位置にあり歴史を通して
さまざまな洪水と戦っている

地球温暖化が進すすみ海水面はますます上昇し
将来の生存そのものに問題が起きている


オランダ政府は環境破壊防止をテーマに
環境センターを提案し世界からの注目を呼びたいという。




環境のシンボル的アイデア

自然と共に育つ「共生」

水面上昇の解決案

「価値観」の変化


カリフォルニアの建築家日記

【花】

World Sustainable Centerは水に浮かぶ花
季節(時間)と共に花が咲く

人はハチのように花粉(情報)を運び
自然と共存する一つの役目を果たす

ここでは僕たちが与えられた環境・社会・経済のバランス(共生)を学ぶ場であり
広範囲の視点から環境問題を研究する研究所となる

1年に一度世界環境共生万博が開催され
世界中の研究者が集まり研究内容を発表し情報交換をしたり
お互いが持つ問題をオープンソースで解決する

公共の関心を世界レベルで高め
エンターテイメントを広く利用して
実際に自分たちが生活上できることを体験させ
努力の大切さより効果の必然性をビジュアライズさせる

カリフォルニアの建築家日記-world sustainable center R204DESIGN

他にも「共生」をテーマにつくられたオーケストラや
世界中のアーティスト達が展示・体験・パフォームする場を提供する


カリフォルニアの建築家日記-world sustainable center R204DESIGN
【葉・リーフ】

一つ一つのリーフはそんなアクティビティーを支え育てる皿のようなもので
太陽光を受け取るSolar Farm(光農場)、風を受け入れるWind Farm(風農場)、
海水を飲料水に変えるWater Firmなどがあり
エネルギーを自給自足する

またサッカーや野球、クリケットなどスポーツなどエンターテイメントや
大陸から発生する汚染不質や廃物を浄化し
自然に戻すフィルターのような役目を果たす。


カリフォルニアの建築家日記-world sustainable center R204DESIGN

大陸から離れ水面に独立して生存することもできる
水面に浮くことで水面上昇下降に対応する


カリフォルニアの建築家日記-world sustainable center R204DESIGN

全ての計画はBiomimicry のテクノロジーを使い
光を使った色(色素無し)、バイオ・ストラクチャー(カルシウム構造)、ガラスの革命(膜構造)、全光ファイバーでエネルギー管理(ネットワーク/電源の共有化)


カリフォルニアの建築家日記-world sustainable center R204DESIGN


花が育つといいなぁ






See ya,

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