「VISION」を描く時 | カリフォルニアの建築家日記

「VISION」を描く時


マスタープランナーとは旅に出る際必要な

「COMPASS」・方位磁石だと考えている。

みんなが共通してわかる方角。

そんな行き先を伝えるために「VISION」を描く。

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マスタープランって人生計画の仕方と本当に似ている。

失敗しないためにどうすればいいか?や
リスクがどれだけ大きいのか?ということを考えて進める人生論と
自分は何を信じているのか?や自分は何に情熱を感じるのか?
ということを原動力にして進めるやり方がある。

自分は後者の考え方を優先するようにしている。
失敗が怖ければ何も新しいことは出来ないし、成長もできない。

何もない所に新しく創るのだから、
周りの状況を細かく計算してもリスクやその土地が持つ価値などわかるはずがない。


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旅先で3キロ先の信号が青か赤などと考えることはタブーだと思っている。
与えられた条件で精一杯考え、一度方向を決めれば取り合えづ歩けばいいと思う。

歩きながら、天候が変わり晴れたり、嵐がきたり、友達ができたり。

歩けば、もっと先が見えてくるし、その都度方向を変えればいい。

下を見て歩くのではなく、少し上の方向を見ながら歩けば 平行線の先が見えてくるものだと信じている。

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マスタープランには建物を建てる時以上に沢山の人々が集まる。

 だからみんなが理解できる「方向性」

それが「VISION」だと思う。  


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「VISION」を描く時、自分はいろいろなシーンが頭に浮かんでいる。  

そとから見るとただのパースにすぎないけどね。

土曜日の朝、 友達とボードヲーク歩くんだ。 アイス食べながら。

あそこのカップルはおしゃれなカフェでコヒー飲んでるとか、

センタープラザでは沢山の人々がイベントを楽しんでて、

もう少し北側をあるくと、リゾートホテルのデッキで読書を楽しむビジネスマン。 

彼は東洋人みたいだなぁ。

子供達がピエロのおじさんから風船もらってる。  自分もほしいけど、大人だから照れくさいなぁ。


あの方、Aさんににてるなぁ。とか。


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サウジの海って本当にきれい。

あそこでジェットスキーしたり、ヨットが入ってきたり。


でもちょっと細かすぎかナァ。 汗



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最後は自分のシグネチャーの「バード」で終了。

この鳥達はいつも夢を追って飛び続けてるんだ。

画面の右中央には鳥達の影まで描きます。




細かければ細かいほど鮮明な「VISION」。

。。。

30時間飛ばして描いた。



どんどん描くぞぉ!

ッといいたいところだが、

体もいたわらないと。


ちょっと睡眠。






D.