ドイツで新型インフルエンザに罹る | 優しいことば

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退院して数日後・・・


ドイツドイツに住む従妹から電話が掛かってきました。


電話が掛かる1週間くらい前に


母と妹と私の3人で荷物を送ったので


「届いたよ、ありがとう☆」という電話でした。


従妹一家は今年の夏に、旦那さんの仕事で


アメリカアメリカからドイツドイツへ引越し、


ワイマール(いわゆる旧東ドイツ)という町に住んでいます。


ドイツへ行くことが決まったとき、


デュッセルドルフとかだったら日本人も日本のお店も多いし


嬉しいなぁ、と思っていたらしいのですが、


まさかのワイマールで、日本人どころかアジア人の姿を全く見かけないそうです。


そんな中、先日従妹の子どもMちゃん(7歳)が39度以上の高熱を出したので


なんとか英語を話せる小児科の先生を探し出し、


診察を受けたときのことを


「ちょっとKちゃん聞いてくれる?」


と話してくれました。


「先生が先ず、中耳炎になってないか耳を診てくれはって


大丈夫みたいやから、今度はノドを診ようとしはったんやけど、


Mは口の中に金属の棒を入れられるのを嫌がって


診られへんかってん。


なのに先生が


“これは新型インフルエンザに間違いない!”


って断言しはんねん!


インフルエンザの検査もしてないし、耳しか診てないのに。


症状からそう言われたんやと思うけど・・・


じゃあ、タミフルを、


と言うと、心臓に病気のある人や何か基礎疾患がある人にしか出せない、


タミフルを飲んだところで熱が下がるのが1日くらい早まるだけで、


あれは製薬会社の商業目的の薬だから、


って言われてん。」


おおドイツの先生はそういうふうに言ったりしはるんや☆


(この先生がたまたまそうだったのかもしれませんが・・・)


日本はインフルエンザの検査もするし、


タミフルを使う人も多い。


でも外国はまた違うんやなぁ、


日本は騒ぎ過ぎなのかなぁ、と興味深かったです。


Mちゃんはその夜、さらに40度以上の熱taionkei☆☆が出た上に


夜中急に「布団を出さないと!」と言って


クローゼットから出そうとしたり、


気になる行動があったので


従妹は「無理にでもタミフルタミフルを出してもらえばよかったかも・・・」


と夜通しハラハラし通しだったようですが、


今では熱もすっかり引き、家族にもうつることなく元気になったということでした。


子どもが新型インフルエンザに罹るとだんなさんも休まないといけないらしく、


ずーっとみんなで家にいて退屈だったところに


荷物(おもちゃや本、服などを送りました)が届いたようで


Mちゃんの退屈も少しは紛れたようでよかったですはな


だけど言葉もあまり通じない外国で子どもが新型インフルエンザになるって


従妹もたいへんだっただろうと思いました。