おじ様と二十歳のあたし。 | 泡姫日記~風俗嬢の戯言~in Ameblo

おじ様と二十歳のあたし。

昔おじ様と、金の絡まないセックスだけの付き合いをしたことがある。

あたしは二十歳より前で相手は45歳くらいだったかな。

金の絡まないといっても、普通に付き合っていたわけだから、

旅行とか、値の張るプレゼントとか、たまに渡されるお小遣いとか、

そういうのは、駆け出しの大学生風俗嬢にとっては

美味しかったのかもしれない。


なんでまたそんな・・・・

と思われるかもしれないけれど、

楽しかったのだ、おじ様とのセックスが。

もうすでにセックスをオシゴトにしていたときだけれど、

オシゴトは風俗の割りにノーマルなプレイばかりで、

そうでないおじ様の新鮮なセックスに

あたしは興味津々だったわけだ。


小道具や如何わしいオクスリ使ったり、

SMクラブで刺激を貰ったり、

おじ様の友達とその彼女の戯れを見たり見せたり入り乱れたり、

空港のセキュリティーチェックで

いろんなバイブを手提げ袋に入れてピンポンならして

バイブセットをテーブルに広げたり、


若い男性スタッフのいる薬局に

浣腸とローションとコンドームとボラギノール注入軟膏

4点セットを買いに行かされて、

そのスタッフの反応を笑い合う
というような、

下品な遊びがたまらなく楽しかったのだ。


『セックスとマッサージは似てる』と豪語して、

セックスの前に全身をマッサージしてくれるかいがいしさとか、

親との揉め事に上手い対処法をアドバイスする大人の裏技とか、

豪華な食事やオシャレなホテルとか、

そういういろんなものに興味を示すお年頃は誰にでもあるはずだ。


おじ様にはいろんなことを教えてもらって、

その後のあたしのオシゴトに、かなりの影響を与えた。

オシゴトの前に必ず浣腸をするのは不測の事態に備えるためで、

浣腸に抵抗を覚えなくなったのも

おじ様によくやられたからだったりする。


汗だくになってオシゴトしなくても、

体を疲労することなく効率の良いサービスで、

しかも指名を取れるようになったのも

おじ様直伝のテクニックのおかげだったりする。

いつも斜めに構えてて店長とも喧嘩ばっかしてたあたしだけど、

上手に店と付き合うことで、オシゴトがやりやすくなると知ったのも、

おじ様の助言だったりした。



おじ様とのセックスライフは楽しかったけれど、

それでも終わりは来た。

どんなに興味引かれる相手だって、遊びだって、

いつかは飽きる時が来るのだ。

おじ様はそんなあたしに先に気が付いて、

見たこともないようなでっかいバイブを

『忘れ形見だ』とあたしに渡して、

『俺に解放されたくなったら

(あたしはいろんな意味でおじ様に解放された)

いつでも連絡して』

とだけ言い残して去っていった。

何かあると相談したりしていたけれど、

近頃は何もないので、連絡は取っていない。

でも彼の活躍をいろんなところで見ることは出来る。


今でもあぁやって若い女の子をたぶらかしているのだろうけど、

あたしがちっともたぶらかされた気がしてないのは、

あたしはおじ様に利用されているふりをしながら

実際は最大限に利用して、

何十歩もステップUPしたと自負しているからに違いない。