魚のいない水族館。
SMをどんなもんだと思ってますか?
おじ様と二十歳のあたし。
というブログで、あたしはおじ様とのセックスライフをちょびっとだけ書いたけれど、
あたしはその頃、おじ様たちとSMクラブに行って、
めりめりと拳を飲み込む爬虫類のような穴を見たり、
亀甲縛りで青い血管を浮き上がらせた白い乳房を見たり、
シリコンで出来たでっかい異物で二つの穴をかき回されながら
赤いロウをクリとリスに垂らされて絶叫して果てているM嬢を見たりしては、
ある種の恐怖と興奮をホテルに持ち帰ってセックスしたりしていた。
今だって、手足を縛ったり、言葉で攻めるくらいのSMごっこをすることは、
プライベートでもオシゴトでもあるけれど、
それはあくまでも「SMごっこ」であって、「SM」には遥か遠い。
あたしにとってはSMクラブのショーは、非現実的な、単なるショーであって、
エンターテインメントの域でしかない。
普段は、なんでもない社会生活を送っていて、趣味や、ストレス発散や、興味本位で、
SMをかじる程度の凡人と同じだ。
でも、ある意味であたしはSMに敬意を払っているし、あたしがそっちの世界に行ってしまうのは、
ある一線を境にして、紙一重なのかもしれない・・・とも思う。
そこにいる女王様だとかM嬢だとか、M男くんだとかは、一部を除いて、その世界でしか、
もう生きられない人たちだったりするのだ。
ご主人様以外の人間とは会話すら出来ないM嬢。
初体験は小学一年生の時で、相手は女で、処女膜を破ったのはマッキー(油性マジックですわ)で、
以来、女を支配することでしか快楽を得られない女王様。
仕事も恋愛も家庭も趣味も特技も遊びも、生きることすべてがその世界にある人たち。
あたしがおじ様から退いたのは、一線を越えることが怖かったから・・・という理由も、
実はあるのかもしれない・・・と思う、今夜のあたし。
魚のいな水族館
というHPを知ってる人はいるだろうか。
SMに興味のある人なら覗いたことくらいあるかもしれない。
kyoukoという女性がご主人様に調教されてゆく様を、何年も追ったもの。
最近は更新もあまりなくて、画像もかなり減ったので残念なんだけれど。
SMとは違う、高尚なものという意識からか、SMという言葉は使っていないけれどね。
あたしのような凡人には、SMと彼らとの違いまでは分からない。