ギブ&テイク | 泡姫日記~風俗嬢の戯言~in Ameblo

ギブ&テイク

あたしのオシゴトはギブ&テイク。

料金を受け取ってそれに見合ったサービスを提供する。

時間と基本的なサービスの流れとが決まっている中で、

精一杯、客の要求に応える努力をする。

「こんだけ払ってこれかよ!」

って思われないように、汗、よだれ、愛液(たまに血)、

体中の水分と呼べるものをありとあらゆるところから、

垂れ流しながらサービスするわけだ。


ヘルスで

「本番させてもらっちゃった。お得♪」って思わせるんでもない。

ソープで

「違う穴に入れさせてもらっちゃった。お得♪」でもない。

ここまで!と決めたルール

(店や姫によってルールを決めてるはず)を曲げずに、

いかに料金分の満足感を与えるか、それがオシゴト。


ホテルだって客のわがまま聞くにも限界があるわけで。

病院だって金払った分以上に注射してくれるわけじゃない。

金額に応じたサービスをあたしは売ってるのだ。


あたしのルールの中で目一杯のサービスをして、

「あぁ、お得だったなぁ」と満足感を与えないとな。


でも逆に、同じ金額払ってもらっても、

「いやー、彼ってお得だわ」って思っちゃう客がいたりすんのも事実。

「こいつでこんだけかよ!」ってキレそうになることもあり。

それでも顔には見せないし、どんな客でもやりこなす自信だけは満々。

けれど、あたしは風俗嬢でも、一応商品の前に人間なので

心の中で何人殺しても、思想くらいは自由にさせていただきたい。

と思う今日この頃。


ギブ&テイクでいきましょう。

あたしゃ心までは売っておりませんのであしからず。