セルライトができる原因を生理学的側面から考えてみました | えばと鍼灸マッサージ院徒然日記

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川崎市多摩区、稲田堤駅徒歩3分にある、えばと鍼灸マッサージ院の院長江波戸雄一の日記ブログです。
医学に関する知見や、大好きな横浜ベイスターズ(NPB)、リバプール(サッカー)、お酒(ウィスキーが主)のことなどを書いてます。

セルライトと言えば、大抵体に脂肪を溜め込んだ方に
見られるものだと思っていたのですが、
知人♀に、現在はそれほど太ってはいない
(過去は太っていた)にも関わらず、
大腿後面にセルライトがある者がいました。

この知人はパンケーキが大好物で、
肉などのタンパク質はほとんど食べていないとのことで、
肌もかなり荒れています。

そこで糖質制限(生理学)的な観点から、
セルライトが出来る、もしくは治らない
原因について考えてみました。

まずパンケーキやご飯といった糖質を摂取することで、
中性脂肪が血中に多量にある状態になり、
脂肪が身体に蓄積されます。
これでまずは肥満細胞が大きくなります。

次に糖質ばかり食べていると、
人体に60兆個存在する細胞の
修復(ターンオーバー)の材料である
タンパク質と脂質が不足します。

タンパク質と脂質を摂らずに、
糖質ばかり摂取していると、
肥満細胞はどんどん大きくなるので、
皮膚はどんどん伸ばされるのですが、
皮膚の細胞が大きくなるのに
タンパク質と脂質の供給が
追いつかなくなることが想像されます。

恐らく僅かながら摂取されたタンパク質と脂質は、
より重要度が高い内臓器や筋肉の細胞の維持に回され、
皮膚は最後の最後に極僅かしか供給されないのだと思われます。

結果、皮膚が裂けたような痕、
つまりセルライトができてしまうのではないでしょうか。

私の知人は運動をしているので、
脂肪は貯め込んではいないのですが、
身体を作る材料(タンパク質&脂質)不足のせいで、
痩せたにもかかわらず、セルライトが残ってしまっていたり、
肌荒れが治らなかったりしているのだと思います。
是非とも食生活を変えて、実験してみてもらいたいです。
もちろん顔写真付きで(笑)

上記から考えるに、セルライトの改善方法としては、
唐揚げ(※衣は薄め)にマヨネーズぶっ掛けて、
糖質ゼロのお酒でも飲んでればいいんじゃないでしょうか?
生理学的にはこれで体重も減るし、セルライトも無くなるはずです。

この仮説が正しかったら、
エステ業界はだいぶふんだくってることになりますね(笑)