【聴いてみた】ハイレゾ対応ポータブルプレイヤーを比べてみた。 | イヤホン・ヘッドホン専門店 旧e☆イヤホンのBlog

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たっくん
どもっ!!秋葉原店SVのたっくんです!

ずっとやりたかった企画を実現!

話題の製品を一気に試聴しました

ハイレゾ対応ポータブルプレイヤーを比べてみた。

ということで、最近大人気のハイレゾ対応ポータブルプレイヤーを一気に聴き比べしてみました!

各機種の説明に行く前に、試聴環境です!

試聴にはFitEar MH334を使用しました。

試聴曲には
YUKI 『プリズム』 (apple lossless 16bit/44.1kHz)
サカナクション 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』 (apple loss less 16bit/44.1kHz)
The Eagles 『Hotel California[Live]』 (apple loss less 16bit/44.1kHz)
Yes 『Roundabout』 (Flac 24bit/96kHz)
Grover Washington Jr. 『Just the two of us』 (Flac 24bit/192kHz)
の5曲を使用します。

曲は完全に僕の趣味嗜好ですが、ハイレゾ音源も含めて比較テストします!

※順番は大きさ順に並べています。

▼iriver Astell&Kern AK100 e☆特価¥49,800-
▼iriver Astell&Kern AK100(ワインレッド) e☆特価¥49,800-

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AK120の登場まで、プライベートで使用していたAK100を改めて試聴しました。

価格順に試聴をしていったので、AK100の前にX3を試聴しました。X3との大きな違いは解像度です。X3と比べて、キメ細かく音が鳴らせている印象です。
音自体のクセは少なく、低域の強調もないので味気ないと感じる人もいるのではないでしょうか?
音場は自然に形成され、頭の中央でしっかりと焦点があったように音が鳴り、そこから球体状に自然に音が広がり消えていきます。

また、ファームウェアのアップデートで機能追加された、PRO EQやブーストの使用で音の印象がかなり変わります。音圧がしっかりと上がり、音の表現力が上がります。

MicroSDカードのダブルスロット、改良や機能追加がファームウェアで行われる点、Optical入出力の搭載をしています。ポケットサイズなので、持ち運びやすいのも良い点です。



▼iriver Astell&Kern AK100 MK2 e☆特価¥69,800-

AK100と外観は全く同じで、値段が2万も違うので、実際どうなの?と思う方も多いこのMK2ですが、音を聴けば価格差はむしろお得と言えるのではないでしょうか。

ハードウェアの変更点が出力インピーダンスを22Ωから3Ωにした点のみですが、ここまで音が変わるとは思いませんでした。
AK100の解像度の高さや、細かな音の再現力に力強さが加わり、低域の再現能力が大幅に向上しています。
さらに、音の角が取れ解像度も上がっていて、音場もより広がるというか、音の抜けが良くなった印象です。
MK2の音質はAK100からさらに一回り上のクラスの音が鳴っていると思います。

AK100MK2を使用される場合は、『PRO EQ』 と 『Boost』 を使用されることをオススメします。
よりダイレクト感の強い音になり、AK120の音と遜色ないレベルの音が鳴ります。Astell&Kernのシリーズの中で一番コストパフォーマンスの良い機種は、このAK100 MK2です。



▼iriver Astell&Kern AK120 e☆特価¥118,000-

プライベートでは毎日持ち運んで使用しているので、少し色眼鏡があるかもしれませんが、このプレーヤーは非の打ちどころがありません。
AK100のインターフェイスに改良を重ね、安定性と操作性が非常に高いレベルにまとめられているので、iPodなどからの移行でもストレスを感じません。

DUAL DACと呼ばれる、WM8740をチャンネルごとに使用していることで、AK100 MK2から更に解像度が高められています。
スペックだけでなく、実際に出てくる音もプロ用の名に恥じない、高品位な音を鳴らしてくれます。
また、プロのモニター用として開発されていますが、音楽的に楽しめない音ではない点も好印象です。
音は硬めですが、決して刺さらない良い音です。

試聴曲のハイレゾ音源では、試聴と言う事を忘れて丸ごと聴き入ってしまっていました(^^;
音源が伝えたい事をしっかりと伝えることが出来る数少ないプレーヤーです。



▼Fiio X3 e☆特価¥28,350-

音場は横方向にはすごい広いという印象ではなく、どちらかというと上下への音の広がりがある印象です。

デフォルトでは弱ドンシャリですが、他のプレイヤーにはない機能で、トレブルとバスイコライザが20段階で調整できるのも面白い機能です。好みに合わせて調整できるのも良いです。
この価格で、多くのフォーマットに対応しているのも優秀です。外部出力もついているので、応用も利きます。

難点を挙げると、他プレイヤーに比べてやや解像度が落ちる点、なんでも明るくノリ良い感じになりがちな点、ソフトウェアの使い勝手が及第点といった点でしょうか。

良い点、悪い点を踏まえて、X3を評価すると、間違いなく買いのプレイヤーであると言えます。55mm×109mm×16mmというサイズ感、費用対効果が抜群です。
エントリーとしてだけでなく、他機種との比較しても十分に戦えるレベルだと思います。



▼HiFiMAN HM-901 e☆特価¥99,900-

HM-801も音が良かったですが、HM-901はさらに音が良くなっていました。
今回の試聴にはアンプカードのハイエンドを用い、全部合わせえると約13万円!なので、音が悪いと困りますが、期待を裏切らない高音質です。

AK120とは方向性が違い、HM-901はより気持ち良く音楽を聴かせてくれます。
解像度とか、高域がとか、そういう細かいのは気にせず、とにかく音楽を楽しく聴くことを目的として作られている様です。
音が滑らかで、音圧があって、音場が広い。毎日この音が聴けるのは幸せですね。

今回の試聴曲の中では 『Just the two of us』 が非常に気持ちよく聴けました。しっとりとして引き込まれる様な曲が相性が良いと思います。

動作の不安定な時もありますが、それを超える魅力を持っています。


▼iBasso HDP-R10 e☆特価¥69,800-

非常に聴きごたえのある音だと思います。

音質に関して、文句のつけようがない程に、全帯域が上手に鳴らせている印象です。

どちらかと言うと、音の角が柔らかくハリがあり、しっかりと一つ一つの音を鳴らしています。
音の鳴り方が平面的ではなく立体的で、自宅のスピーカーで聴いている音に一番近い感じでした。低域がどしっと腰を据えている感じでした。

ES9018というピュアオーディオ向けのDACチップを採用している恩恵か、プリズムのピアノの鍵盤を弾く様子や、Roundaboutのギターの弦の振動している様子なども細かく伝えてくれます。
解像度も高く、音の鳴らし方に非常に好感の持てるプレイヤーです。

唯一残念なのが操作性。動作レスポンスが悪くストレスが溜まります。
ここが改善されれば、非常に完成度が高いのですが…。





▼COLORFUL COLORFLY C4 e☆イヤ特価¥84,800- 

独特の響きを持っているプレーヤーです。
アップサンプリン機能を備えている珍しい機種です。

低域の再現能力は、今回比較した製品の中で最も良いと思います。
キレのある感じとはまた違いますが、歯切れの良い音で曲をどんどん進めていく感じです。
低域側にすごく余裕がある感じで、ロックやJAZZとの相性が良いと思います。
UE900やSE535LTDなどとの相性が良いと思います。

製品としての完成度は今回比較した中では一番低く、操作時にノイズも乗りますし、レスポンスも悪いです。動作も不安定ですし、ボリュームも何かに当たって急に大きくなったり…と悪い点も多くあります。
しかし、独特の音はクセになるというか、他のプレイヤーとは違う魅力を持っていると思います。


ということで、色々聴き比べてみましたが、
僕がプレイヤーを選ぶなら…

コストパフォーマンスなら
Fiio X3
一つだけ使うなら

iriver AK100 MK2
一番好きだった音
HDP-R10

でした。

いかがでしょうか?
ここ最近はプレイヤーの人気がすごいので、少しでも参考になれば幸いです。

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以上たっくんでした!

PS.一日かけて記事を作ってしまいました(^^;