どもっ！！秋葉原店SVのたっくんです！
パソコンで音楽を楽しむ方が増えています。
『PCオーディオ』 と呼ばれ親しまれていますが、もうやってるよ！という方も多いはず。
PCオーディオでよく問題になりやすいのが、再生音が途切れたり、ノイズが乗ったりすること。
そういったものの原因のほとんどが、PCとDACの設定や、相性によるものです。
そういったストレスをなくして、さらにいい音で聴きたい。
そんな方におすすめ。
PS Audio
PCオーディオ、ピュアオーディオでお馴染みの 『PS Audio』 から新製品が発売されます。
PS Audioの有名な製品は電源周りの 『Perfect Wave Premier』 や、NASに対応した 『Perfect Wave DAC』 があります。
ただ、ヘッドホンでの使用を考えるとここまでの製品はいらないですよね。
今回紹介したいのは…
あの大ヒットDAC 『Digital Linｋ3』 の後継機 にあたる製品です。
値段からしたらとにかく音がいい。高コストパフォーマンスのDACです。
10万円を切るくらいの価格でしたが、このクラスでは圧倒的な音質で多くのユーザーに支持されました。
そして今回満を持して登場したのが…
NuWave DAC
▼PS Audio NuWave DAC/S e☆特価￥108,000-【4月26日発売】
DigitalLink3とは雰囲気が変わり、かなり丸みを帯びたデザインとなっています。
本体の側面は金属で覆われ、本体上部はブラックのアクリルの様な素材が使われています。
電源を入れると左の青いロゴが光ります。
NuWave DAC(ブラック)
▼PS Audio NuWave DAC/B e☆特価￥108,000-
ブラックもかっこいいですね。
スペック
寸法 W216mm×H70mm×D356mm
重量 5.5Kg
低ジッター化を実現し、Digital Link3の10倍の水準だそう（＾＾；
上位機種のPerfect Wave DACとも同じ低ジッターだそうです。
奥行半端ないっ！！
DigitalLink3と比較して、電源トランスが1.5倍に拡大されています。そのため、持ち上げるとかなりの重量感を感じます。
オーディオは重ければ重いほどに良いといわれていますが、そんな言葉を思い出す様でした。
入力：USB((USB Audio Class2.0 に対応)、同軸(COAX)、光(OPT）
出力：RCAアナログ、XLRのバランス(2番ホット)
アナログ出力部はディスクリートで造られています。
背面にスイッチがついているのが残念です。PS Audioの製品といえば本体前面の青く光るロゴが電源スイッチとなっています。
統一してほしかったです（＾＾；
USB接続24bit/192kHzのアシンクロナスに対応！
アシンクロナスとは、PCやDACなどのタイミングを司る 『クロック』 に関連する機能です。
アシンクロナスに対応すると、PC側のクロックに関係なく、入力されてきたクロックをNuWave DACで打ち直してしまうという機能です。
これがあると、PCのクロックの影響を受けないので、音が途切れたりといったトラブルを回避することができます。
また、Nativeモードを新たに搭載し、入力信号をアップサンプリングせずに処理することが可能になりました。
大型のトロイダイルトランスを搭載。
eイヤホンで取り扱っている据え置き機材の中ではおそらく最大のトランスです（＾＾；
オーディオ愛好家の間では、『電源』、『電源』 とよく口にしますが、NuWave DACを聴いてみると、電源周りの音への影響力の大きさがわかります。
電源周りの製品を作っているメーカーなので、本体内部の電源の占める割合を見ると、いかに電源にこだわっているかが分かりますね。
聴いてみた。
『FOSTEX HP-A8』 と 『PSAudio NuWave DAC』 を繋ぎ替えて聴いてみました。
まず試聴に使ったのは、『SENNHEISER HD800』 です。
HD800といえばクラシックなどに相性の良い、圧倒的に広い音場を持ったヘッドホンとして有名です。
このNuWaveDACとは相性が良い様で、HP-A8(どちらかというと音場狭めです)よりもさらに広大に広がります。
広がったことで音像がボヤけてしまうことがなく、むしろ空間のリアルさがあるので、反響音まで聴こえてくるかの様でした。
また、音の重みがNuWave DACにはあり、少し音の厚みに欠けるＨＤ800との相性が非常に良いと思います。ヘッドホンアンプもそれなりに揃えないといけませんが、10万円代ではこの音には中々出会えないと思います。
スピーカーで聴いてみる。
ありがたいことにMonitorAudioのプラチナムシリーズ PL100 で試聴させてもらいました。
スピーカーで試聴すると顕著に表れますが、左右への空間はもちろん、前後の空間の広がりが圧倒的です。NuWave DACでは前後の音場がしっかりとでます。
数字で表すとHP-A8の3倍の音場。
HP-A8では左右スピーカーを結んだ場所が、音場の壁となりますが、NuWave DACでは、スピーカーのさらに奥から音が聴こえてきます。
Grover Washington Jr.のハイレゾ音源では、本当にそこで歌っている様な空間のリアルさと音色が出ていました。
YUKIのプリズムのコンサートホール収録曲では、YUKIの動く様子が解るような定位感の良さを感じることができました。
僕、買いますっ！！
DAC/ヘッドホンアンプ 『LUXMAN DA-200』
ヘッドホン 『beyerdynamic T1』 、『SENNHEISER HD650』
スピーカー 『B&W CM1』
を自宅で使用していますが、DA-200からこのNuWave DACに買い替えます。
DA-200に不満があるわけでは無いのですが、レビュー用にお借りし、自分の環境で使用してもDA-200よりも音の良いDACだと痛感しました。
家で、スピーカーとヘッドホン両方使用している方にお勧めします。
ご予約はこちらから↓
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以上たっくんでした！！
PS.ヘッドホンアンプ買わなきゃ（＾＾； 中古で何か探そう…