【UE新製品】Ultimate Ears9000即行徹底レビュー!【買ってみた】 | イヤホン・ヘッドホン専門店 旧e☆イヤホンのBlog

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皆さんおはこんばんちはー(。・ω・)ノ゙
e☆イヤホン大阪日本橋本店のりょう太です!

「なんてったって春」!
…って、サカナクションのニューアルバム、sakanaction収録の曲名にもあるように、春です。
ご卒業おめでとうございます!なシーズンです。


e☆イヤ的には、春の新製品で、めでたい!

UE9000レビュー
Ultimate Ears新製品の
発売でお祭り騒ぎ!

■リンク:Ultimate Ears特設ページ【e☆イヤホン】
Triple Fi10の正統後継モデルUE900を始め、同社初のヘッドホンとなるUE9000/6000/4000が発売となりました!
そりゃあもう、皆さんの盛り上がりに反応して我々もお祭り騒ぎ!なんてたってe☆イヤスタッフにもTriple Fi10ユーザーが多く、発売を本当に楽しみにしておりました。もちろん僕もです!


3月15日に一斉発売となりましたが…!

UE9000レビュー
個人的にはUE9000がお気に入り!
▼Ultimate Ears UE9000 e☆特価¥34,800-
オーバヘッドタイプの中では最上級に位置するモデルです。
これがもう何とも魅力的で、発表当初から気になって仕方がなかったのですが、
実物を見て、そして…

買っちゃいました。


で、勢いで開封儀式やっちゃいました。


【e☆イヤホン】Ultimate Ears UE9000開封 -UE9000 Unboxing-
約9分ある動画なのでご注意を!
開封の合間に色々レビュー的なこともしております。
待ちに待った発売!当日にガッと買っちゃいましたよー。

と言うわけで

UE9000のレビューです!

<UE9000の特徴>
・Bluetoothワイヤレス機能搭載(有線での使用も可)
・アクティブノイズキャンセリング機能搭載
・やや大型のフォルム
・Triple Fi10っぽい音


Bluetooth ver 2.1+EDRのワイヤレス機能搭載。
コーデックはSBCに加え、AAC、apt-Xにも対応。
ノイズキャンセリング機能も搭載。
無線な上NC機能搭載と、ポータブルヘッドホンの上級技能取得を済み。
ちゃんと有線でも使えちゃうところ、抜かり有りません。


とにかく使ってみる。

UE9000レビュー
レストランで使ってみた。
レストランに持ち出して使ってみました。ポータブルヘッドホンを使う環境としては珍しくない、賑わう店内にて。
騒音レベルも静か過ぎずうるさ過ぎずでした。
手持ちのiPhone 4SとBluetoothワイヤレスで接続。ノイズキャンセル機能もONです。
余談ですが、BTワイヤレスで使う際、NC機能と電源が連動しているためNC機能をOFFでワイヤレス使用をすることができない仕組みです。

まずNC機能の利き具合についてですが、強力なNC機能を謳い文句としている他社の物と比べるとそれほど強い効果は感じられません。強力過ぎるNC機能は人によって苦手と言う方も多く、僕もそんな強力なNC機能が苦手な一人です。ただこのUE9000のNC機能はそういった不快感のようなものを催すことのない適度なもので、単純に屋外で音楽を聴くのに「お、ちょうどいい」と思える適度なものだと感じました。自然と音楽に集中できます。
NC機能搭載モデルとして、宿命とも言える無音時(音楽再生をしていない時)のノイズ少し気になります。音楽再生時には全く気になりません。個人的には全く問題なし。でもちょっと残念。

メモリフォームチップを採用した柔らかな弾力のあるイヤーパッドにより装着感も極めて良好。やや重量のある機種ながらそれを感じさせないほど快適。
密閉性高く、パッシブでの遮音性も高いのですが、やや音漏れするのも残念なところ。大き目の音量で音楽を楽しむ方、場所によっては注意が必要です。

40mmのドライバーを搭載し、「UEサウンドシグネチャ」をうたうだけあって、音はバリバリのUEサウンド。一言で表すと「すごく10Proっぽい音のヘッドホン」です。バランスはドンシャリ系。ただ中域は10Proほど引っ込んでいません。最近ずっとZEPHONE EU-15 Nashvilleリケーブル10Proを聴いているので、そこからUE9000へ移行した際の「すんなり耳が受け入れる」感じが忘れられません。
高域はキラキラしていて、低域はボンボンと出ますが多すぎず、バチョーンと弾むような質感。この弾力が、妙に艶っぽく、色っぽく聴こえるのです。中域は高低域に比べやや控えめで奥まった聴こえ方ですが埋もれたりこもった聴こえ方ではなく、前述の鳴り方でありながら全体の印象はクリア。立体的かつ横への広がりが感じられ、音場の広さも大きな特徴。10Proに似てはいますが、音の鮮やかさ、厚み、押し出し、空間表現などヘッドホンという構造上UE9000の方が一枚以上上手です。



動画レビューもやりました!

【e☆イヤホン】Ultimate Ears UE9000レビュー




やっぱり気になる対抗機種。

UE9000レビュー
同価格帯のBTヘッドホンと比べてみた
<比較対象機種>
▼SONY MDR-1RBT e☆特価¥31,320-
▼Parrot Zik e☆特価¥39,900-
だいたい価格帯が近い、そして同カテゴリの先輩であり人気者でもある2機種と比べてみましょう。


<UE9000 VS MDR-1RBT>
UE9000はドンシャリ傾向。対してMDR-1RBTはやや低域よりのバランス。1RBTは音のレスポンスがよく、全体的に見通しよく非常にバランスが良い印象。何を聴いても聴きやすく、解像感もほどよく高くかなり万能な音。万人に勧められる完成度の高さ。ただ、UE9000と比べると、面白みに欠ける。
ワイヤレスでもモニター的な音、王道的なHi-Fi傾向を求めるならMDR-1RBT、艶っぽさ、楽しい音を求めるならUE9000で。

<UE9000 VS Zik>
ご存じ、ノイキャンセリング機能を搭載し、タッチパネルや専用アプリでの制御機能など、デジタルガジェット的要素を多分に備えたオンリーワンヘッドホンZik。NC機能の勝負では、Zikの圧勝。公称98%は伊達じゃない。専用アプリを使い、専用UIで視覚的に調整可能なコンサートホールエフェクトは何度使ってもユニークで、どんな楽曲でも広いホールで聴いているような音へ変貌させられる。Zikの基本的な音はさっぱりとしていて、やや厚みに欠けるもの。エフェクトや専用イコライザである程度補えますが、音の密度やキレではUE9000に軍配が上がります。

中立的な目で見ると甲乙丙つけがたい。
正直なところ、あらゆる角度で見て、実力派かなり拮抗していると思います。

しかし、ここはUE9000購入に踏み切った人間として、3つ購入動機を挙げますと…

1:音が好き
2:カッコいい
3:UEだから


3はもう、それ理由になるか?と思われても仕方ありませんが、個人的にUEが好きなので許してください。
過去にSuper Fi3 StudioとSuper Fi 5EBを使っていたこともあるくらいです。めっちゃ好きやねん。


では次に、
写真で「カッコいい」の部分をご紹介いたしましょう!

UE9000レビュー
UE9000全体A
やや鋭角的でガッチリした形状。
ヒンジには耐久性の高い合金を使用。
やや大型なフォルムでありながら無駄なくカッコいい。
ハウジングは90度スイーベルし、上の画像のように平らになります。


UE9000レビュー
UE9000全体A
こちらが通常の状態。
ハイテクメカの雰囲気を醸し出し、一味違ったヘッドホンであることを感じさせます。


UE9000レビュー
ハウジングの光沢が美しい
これです、このハウジング表面の光沢仕上げ、これにまず心を鷲掴みにされました。ガシッ!
実際には違いますけど、漆塗りっぽく見えませんか?
金属パーツの冷たくも力強い佇まい…。
そしてUEのロゴ。「UEがヘッドホンとか出さないかな!?」なんて話していたのが懐かしい…(遠い目)。


UE9000レビュー
ブルーのアクセントがCOOL
ハウジングの円周部、イヤーパッドの内側にもUEらしいブルーのアクセント。
青好きとしてはたまらんです…。


UE9000レビュー
やわらかなイヤーパッド
形状記憶型のフォームチップを採用したイヤーパッドは、やわらかで耳への負担が少なく、密閉性も抜群。
パッド表面の質感も良好。


UE9000レビュー
各所にボタンやジャック
画像左上から、右ハウジングの下部に充電用のmicroUSB-B端子、有線で使う際にケーブルを接続するステレオミニジャック。
右上、右ハウジング背面にBTワイヤレス時にプレーヤーを操作するためのボタンが3つ。
左下、右ハウジング上部にBT/NCの電源スイッチ。BT設定時のペアリングモードへもこのスイッチで切り替えします。
右下、左ハウジング上部にはトークスルーボタン(ミュートボタン)があります。


UE9000レビュー
豊富な付属品
インラインマイク/マルチファンクションボタン搭載ケーブル、キャリングケース、ステレオ標準プラグ変換アダプター、USB充電ケーブル、USB ACアダプタ、クリーニングクロスが付属。
ACアダプタが付属しているのに驚きました。
付属品にも青い物があって嬉しい。


UE9000レビュー
有線での使用
付属のケーブルを使えば有線ヘッドホンとしても使えます。
BT/NCのスイッチがオンの時にケーブルを接続すると、自動的にBT機能のみオフに。
なお、BT/NCスイッチがオフでも有線として使えるので、有線で使う場合のみNC機能オフで使えることになります。
NC機能がオフになるという事は、UE9000内蔵アンプもオフとなるので音質にも違いが現れ、かなり中低域の厚みが薄くなったあっさり系となります。
個人的にはNCおよび内蔵アンプがアクティブな状態の音の方が好み。


UE9000レビュー
キャリングケース
UEロゴ入り、ブラックとブルーのカラーリングのハードタイプキャリングケースが付属。
ケース大事!


UE9000レビュー
本体だけでなく付属品も入る
UE9000本体をスイーベルさせ、平らにしてから収納します。
内ポケットもついており、付属しているアクセサリ全てを収納することができる広さ。
かっこいいだけでなく便利ですよー。





どうでしたか?僕のUE9000愛を感じていただけましたでしょうか。
気になっていた方も、この記事をみて気になっちゃった方も、ぜひ一度お試しくださいませ!

ご注文はコチラから

▼Ultimate Ears UE9000 e☆特価¥34,800-

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by りょう太

(UE900と迷っちゃったけど、買ってよかった…!)