【商品紹介】ULTRASONE edition9 | イヤホン・ヘッドホン専門店 旧e☆イヤホンのBlog

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中古商品で珍しい品が入荷しましたので紹介します!




▼【中古】ULTRASONE edition9 ¥198,000-




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入荷するとスグに売れてしまうのですが、偶然にも入荷のタイミングが重なりedition9現在は中古が2点あります!


 

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ULTRASONEのラインナップにはeditionシリーズがあります。現在ではedition8やedition10(数量限定)が販売されていますが、editionシリーズの始まりは2003年発売のedition7です。edition7は世界で限定999本という当時では珍しかった限定生産と、ヘッドホンではありえないくらいの圧倒的な金額に驚かされました。


それから3年後の2006年にedition9が限定発売となりました。edition9はedition7の型を使っており、形はほぼ同じと言えます。その後増産されましたが、現在では販売されておらず入手は困難な状態です。


そんなレアなedition9を音質レビューしてみました!




ややドンシャリだが、概ねフラット傾向。低域の量はそこそこで、肉厚で、よく跳ねる。イメージとしては軟式野球ボールなみの硬さ。中から高域にかけてよく伸びる感じが非常に強い。音の中心がやや上昇気味。眉間からおでこあたりが中心に感じる。高域はそこそこ刺激的で、脳がちりちりとしびれる感じがあるが、刺さりは少ない。この高域がクセになるか、ならないかがedition9が好きになるかどうかの分かれ目。音場は非常に立体的で、全方位から音が飛び出してくる感が強い。そのくせ一体感もある。素晴らしい。側圧はやや強めで、長時間は苦しい。密閉型で音漏れも少ない。プラグが標準プラグであることがやや難点だが、外に持ち運ぶことを考えてしまうヘッドホン。




側圧はやや高め。少しきつく感じたが、イヤパッドが綿のように柔らかいので上手くカバーしている。オススメしたい所は、脇役の音(隠れた音)を自然に表舞台へと出してくれる所。これは解像度が高いハイクラスのイヤホン・ヘッドホンであれば、その殆どで感じることのできる部分だが、edition9はあくまで"ナチュラル"に。主役の邪魔をせず、脇役も最大限前へ出してやろうとしている、腕のいいミキサーが耳の中にいる感じ。そして、フェード(イン&アウト)の上手さ。音がゼロになる手前、コンマの世界までしっかりと表現してくれる。天晴。限りなくリアルで、ごまかしの無い音。疑いを持って聞いても大丈夫、すぐにこの子のポテンシャルに気づくはず。素人でも曲の粗がわかるほどなので、打ち込み系の曲は別の楽しみが見つかるはず。




ULTRASONEのeditionシリーズと言えば高級ヘッドホンの代名詞的存在ですね。そんなeditionシリーズの中でも特に人気の高いedition9。一言でいえばULTRASONEの音の完成形。S-LOGICによる独特な広めの音場にドンシャリ気味なサウンドが響きます。音の輪郭が鋭く、クッキリとメリハリのある音。低域が多く出ますがどの域の音も埋もれる事がありません。どの音楽でもedition9のドンシャリ、メリハリ、濃厚な音になるのでロックは相性抜群ですが、繊細でしっとりとした音楽にはあまり向かないと感じました。イヤーパッドは柔らかくしっとりしていますが、側圧がやや強めです。ULTRASONE好きならこのヘッドホンを!



ULTRASONEの珍しいヘッドホンをこの機会に是非入手してみてはいかがでしょうか!?


以上たくやでした!