音を創り出す『駆動方式』 | イヤホン・ヘッドホン専門店 旧e☆イヤホンのBlog

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最近、バランスド・アーマチュア型のイヤホンが急増しています。


今までのイヤホン・ヘッドホンはほとんどが、ダイナミック型の

ドライバーで音を創っていました。音を創り出す駆動方式は、

大きく分けて4つあります。


ダイナミック型・・・一般的に広く普及しています。電気信号を受けた

         コイル(ボイスコイル)が、ダイアフラム(振動板)を

         前後に振動させ、音を創りだします。主に低音が得意。


バランスド・アーマチュア型・・・補聴器のユニットをオーディオ向け

         に改良したもの。ダイアフラムを小さなピンで振動させる

         構造になっています。ダイナミック型に比べ、より高い

        出力が得られ、高域の再現力が高く、軽量です。


③コンデンサー型・・・一般的に普及していません。専用アンプが必要。


④チューブ型・・・一般的に普及していません。航空旅客機で使用。


ダイナミック型は主に低音が得意で、ハイパワー。

バランスド・アーマチュアは主に高音域が得意で、小型で省電力。

(振動レスポンスが精細で、より原音忠実な再生が可能です)


ダイナミック型解説図


BA型解説図

つまり、バランスド・アーマチュア型のドライバーは、

ポータブルプレイヤーで使用するイヤホンにとっては、


・省電力 ・超小型


という2点だけでもメリットがある上に、シングル使用以外に、

2WAY×2スピーカー、2WAY×3スピーカーといったプロ仕様

の音質も聴けちゃう訳です。グッド!


ダイナミック型でしか聴いたことがない方は、ぜひ一度、

バランスドアーマチュア型を試聴してみてくださいネビックリマーク