マッドマックス 怒りのデス・ロード | Electronic Dolphin Eats Noise

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空論上の九龍城

マッドマックス 怒りのデス・ロード』 

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2015年8月 @ 塚口サンサン劇場

約二ヶ月振りの、これで
二回目の鑑賞。
Screaming“MAD”上映の熱気冷めやらぬ劇場にて。


前回の鑑賞が、IMAX✖︎3Dだったもので、さてさてどうなる?でしたが、絶妙なるタイミングで、塚口サンが1&2作目の上映を挟み込んでくれたのもあり、また違うベクトルの興奮のギアを加速出来た。 


IMAX✖︎3Dのまさに渦中に呑まれる興奮は確かに別格でしたが、それが勝り過ぎて(勿論初なのもあって)目が行かなかった細部へと2Dでは届きに届いた。
まぁ、改めて再確認しても恐るべき傑作だわ。 


ギア入りっぱなし・焼き切れ寸前、いや、焼き切れても!な興奮が全編貫かれてた作品なイメージありますが、実際は静寂とのバランスが巧みな構成だし、無茶苦茶やってる様で、非常に緻密に作り込まれている。 


先ず、此処迄の豪快なアクションが溢れていながら非常に見易いのが相当に計算された見せ方をしているが故だし、殆ど背景を語られない各登場人物のキャラがくっきりと立っているのも特筆物。


あとね、前回のIMAXの時にも衝撃だった砂漠の美しく繊細な捉え方。
そう言う細部への作り込みは異常なレベルだよね。

でも、そんなディテールの積み重ねがあるから、あのベクトルを生み出せるのだ。 


※行く前にダブ聴いてたので、エンドロールにリー・ペリーとデカデカと出て、あぁ、そう言えば話題になってたなと後から調べてみたら同姓同名の別人らしいね。