今テレビを見ていますと東京駅10番線からの中継が入っています。
寝台急行「銀河」最後の姿ですね。
大昔、一度だけ乗ったことがあります。
最終の新幹線の指定が取れなくて、夜行バスはしんどい。
ということで大阪へ帰る手段に選んだのだった、と記憶しています。
生まれて初めて乗る寝台急行だったというのに走り始めてすぐの横浜あたりでドアのロックが出来なくなったとかなんとかということで長時間停まってしまいました。
夜行なんて揺れで寝られるようなものなのにじっとしていると眠れないというかなんというか。
結局、名古屋の手前で新幹線の始発に連絡するので急ぐ人はそちらに乗り換えてくれ。というアナウンスがあり、ビジネスマンらしき人たちは早朝に降りる準備をしていましたっけ。
大半は名古屋で新幹線に切り替えたんですが、私はまだ子供だったし多分学校の休みの時期で急ぎもしなかったのでそのままずっと大阪まで乗りました。会社だと大遅刻の時間帯の到着でした。
高槻か茨木あたりでどうしてこんな時間にこんなものが走っているのだ?
というホームのお客さんたちの目がちと恥ずかしかったのを覚えています。
一度でも乗った経験があって、しかもトラブル絡みだったというのは、快適とは言い難かったけどまあいい思い出になったかな。
それにしても廃止になるほど利用する人が少なかったのにいざ最後となるとこんなに注目されるって、どうなんでしょうね。
バスのほうが安いといっても、夜行列車にはそれなりの存在価値があったと思うのですがね・・・。