毎日新聞 2012年05月12日 21時00分（最終更新 05月13日 03時32分） 自民党の町村信孝元官房長官は１２日、札幌市のホテルで講演し、民主党の輿石東幹事長が来夏の衆参同日選が望ましいとの考えを示したことについて「（今国会中の衆院解散・総選挙を求める自民、公明両党と）真っ向から対立することを平気で言って『（消費増税法案の成立に）協力してください』と言っても、だれが信用するか」と批判した。 町村氏は民主党内の小沢一郎元代表グループが法案に反対していることも指摘し「採決すると党が分裂するから、限りなく採決を遅らせる党内融和だけを考えた発言」との見方も示した。鼻炎 ツボその一方で「志のある自民党や公明党、民主党、そのほかの人たちがしっかりとかたまりを作り、次の選挙が終われば『決められる政治』の体制を作り上げる努力をしないといけない」と次期衆院選後の政界再編を目指す意欲も示した。