2週間後ぐらいに、知り合いと富士山に登ることになっています。
それもあり、自然とその話題になることが多いのですが、
自分には富士山に関する暗い過去があります。
それは、半年前にブログでも紹介しましたが、
学生時代に「富士登山競走」なるレースに参加した記憶です。
富士登山競争(正確には「競走」)
http://ameblo.jp/dupondt/entry-10421519208.html
同じ内容の記事になっては仕方ないですが、
レース大会の概要としては、富士吉田の市役所(1合目)から、
山頂まで制限時間4時間半の内に完走という、
とてもクレイジーで、ハードルが高いレース。
結果的には自分には8合目での4時間の制限時間に、
30秒ほど遅れたがゆえに、山頂までいけませんでした。
さきほど調べてみたら、山頂まで、道のりとしては、
21キロなのですが、8合目の関門まで19キロなんです。
つまり、あと2キロ走り(歩き)させすれば、
山頂のゴールにたどり着くことができ、
仮に残り30分では間に合わなくとも、
1時間の内には到着できたはずです。
それであれば、1合目から5時間で山頂につき、
日帰りという武勇伝ができたのです。
それでも元トライアスリートでありながら、
ランが苦手で、フルマラソンも4時間を切ったことがないのに、
よく健闘したと思います。
その時の服装、装備といえば、ランニングの短パンに、
上は保温性にも優れているロード用長袖バイクシャツ、
その後ろポケットに、お金と軍手とアメ、それだけ、
リュックなどまったく持ちませんでした。
8合目だと、気温差が18度あり、高低差だと2700mあります。
出場したのが2003年7月で、その5月には、
長崎でトライアスロンのアイアンマン・ジャパンを
完走していましたが、つらさでいえば、圧倒的に、
富士登山競走のほうがしんどかったです。
ちなみに今回は、スローペースで、きちんど先導するガイド付きで、
5合目から登り始め、8合目で小屋に泊まり、
深夜に再度、出発して山頂でご来光という定番のパターンです。
自分はどちらかというと、付き添いのような形で、
グループの大半は年配な方たちなので、
電波が入るようであれば、はぐれない程度で、
iPhoneからツイートでもしようかと思ってます。
今回は高山病にでもならない限り、登頂できるわけですが、
個人的には、1合目からでないと制覇とは言えないのではないかという
変なこだわりがあり、
どうせなら、もう一度、富士登山競走でリベンジしたいと思っています。
フルマラソンでいいタイムを出しても、
一般の人からするとあまりピンときませんが、
富士山を1合目から4時間半で走って登頂したといえば、
クレイジーと賞賛の的になることは間違いありません。
また市民ランナーの間でも、富士登山競走完走というのは、
大きな称号であったりします。
富士は不二(ふじ)とすることもありますが、
どうかもう一度、この哀れな自分にチャンスをください。。。
ちなみに、記録保持者は2時間32分!!!