「豚組しゃぶ庵」twitterの主・中村仁氏  | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

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Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

「豚組」といえば、twitterを使い込んでいるひとなら、
誰もが知っているお店。
 
「豚組しゃぶ庵」においては、ツイッター上の行政区、
粒谷区の区民パスが有効で、区民パスを持参すると、
「プレミアム銘柄豚」のお替わりを二人につき一人前、
もしくはドリンク1杯か焼きたてチャーシューをサービス。
 
(区民パスの提携店一覧) 
http://bit.ly/2vFzDs
  
自分も粒谷区民なので、住民票と区民パスを持っています。
 

道玄坂で働くベンチャー課長

 

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ちなみに、粒谷区民になるためには、
粒谷区職員( http://twitter.com/2289staff )を
フォローするだけ!

また、これらの住民票、パスは発券機があり、
こちらにアカウント名を入力するだけ。
 

(粒谷区住民票/区民パス発行機)
http://2289.planet-karma.net/
 
「豚組しゃぶ庵」の何がすごいかといえば、
区民パス対応店舗第1号! であるということです。
 
(区民パス発行開始記事)
http://blog.livedoor.jp/kokubucamera/archives/51328663.html
 
いまとなっては、「豚組しゃぶ庵」は粒谷区民のメッカ、集会所となり、
オフ会もここで開催されることがよくあるようです。
  
「豚組」代表である中村仁( @hitoshi )氏の著書、 
『小さなお店のツイッター繁盛論』近日発売予定です。 
 
道玄坂で働くベンチャー課長


 
自分もちゃんと予約済です。
 
しかし、よく調べると著作はこれが初ではなく、
『右向け左の経営術』という本を2008年に出版しています。
 

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気になって早速Amazonで取り寄せ読んでみました。
 
中村仁氏の生い立ちから始まり、当初は飲食店の出資を
するだけの予定が、いつの間にか自身でやるはめになり、
オーナー兼店長としてスタート。
 
その後、さまざまな失敗や教訓を得て、
『西麻布・豚組』『豚組 しゃぶ庵』『西麻布 壌』『赤坂 壌』を
店舗展開。
 
『小さなお店のツイッター繁盛論』の帯には、
<"つぶやき"だけで月300万売り上げる「豚組」のヒミツ!>

と書かれています。

 

しかし、『右向け左の経営術』を読むと、
単なるブームや一朝一夕で成功したのではなく、
そのルーツ、原点を伺い知ることができます。
 
文章を一部引用すると、
  
「飲食業を営む私たちには、武器は三つしあかりません。
商品(料理と飲み物)・サービス・空間です。(中略)
本当に老舗と呼ばれる店は、さらにそこに『魂』が込められているのです。
それが実現できたとき、そこでの食事は、単に"飲んだ・食べた"ではなく、
人の生き方を変えうる豊かな事業となるはずです。」(P126)
 
現在であれば、"飲んだ・食べた・つぶやいた"かもしれません。
 
ツイッターで集客することはできるかもしれませんが、
逆にツイッターは伝播力が大きいために、満足度が低かったり、
不満があれば、それらも直ちに伝播してしまいます。
 
つまり、中村仁氏が取り組む「豚組」が、
本物志向であるからこそ、できたことなのです。
 
自分自身、まだ、お店にはお伺いしていないので、
今度、行ってみたいと思いますが、 
その時は、区民パスとこのブログ記事をプリントアウトして、
持参する予定です。。
  
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