囲碁と将棋 | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

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Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

自分は、ブログでも紹介している通り、
最近、囲碁に、はまっています。
 
日常生活においては、
仕事以外、すべて囲碁という状態です。
 
そんな中で、よく比較対照されるのが、
囲碁と将棋です。
 
新聞にも、大抵、囲碁と将棋の問題が、
並列して掲載されています。 
 
自分自身に関しましては、
囲碁は、約半年前に始めましたが、
将棋に関しては、おそらく他の家庭と同様、
家に盤があり、父親も好きだったため、
ルールも知っており、時どき、やったりしていました。
  
今の自分にとって、
囲碁と将棋のどっちが好きかと
聞かれれば、それは、断然「囲碁」です。
(囲碁びいきですみません)
 
将棋と比較して、自分の考える囲碁の特長は、

1.石の優劣、位がない(将棋でいう駒[王、金、銀など])
2.盤面が広い(囲碁は19路、将棋は9路)
3.はじめに何もない常態から始まる(将棋は、全駒置いた状態から)
4.石の色が、黒と白(将棋の駒は、同じ)
5.地(陣地)が多い方が勝ち(将棋は、王将をとられたら負け)
6.盤面が模様になり、視覚的である(将棋は、さほどない)
7.年配、高齢者になると、囲碁の方が、将棋よりもやる人が多い
 
 
上記は、自分は、特長として上げましたが、
とらえ方によっては、短所であったりもします。
 
ただ、将棋と囲碁と両方やった身としては、
囲碁の方がおもしろく、奥深いのです。
 
また、囲碁は全体的に競技人口が少ないため、
とくに若い世代では、そうだと思いますが、
そのためか、囲碁をやっている人同士のつながり、

仲間意識が、とりわけ深い気がします。 
 
20代とか30代とかで、囲碁仲間を見つけるのは、
なかなか大変で、自分の会社も30名ぐらいいますが、
囲碁を打てる人は、自分だけではないかと思っています。
 
自分は、囲碁を始めて、理性的な部分で言えば、
物事が整理されて、より明確に、考えられるように、
なったと思っています。
 
囲碁が盛んな韓国では、
受験競争が激しいのもあいまって、
子供における囲碁の知的効用というのが、
一般的に認められています。 
 
自分としては、一人でも多くの人に、
この囲碁の恩恵を受けもらいたいと思っています。