GALAX HOFシリーズ メモリ国内販売
随分と久しぶりの更新になってしまいました。
表題のメモリですが国内での販売が開始されました。
OVERCLOCK WORKSさん
DDR4000の特別版モデルは既に海外のOCerを中心に超高耐性メモリとして
人気となっておりますが、今回発売されたのはDDR4000、3600、3200の3モデルとなります。
発売された製品版の最下位3200が手元に届いたので、軽くですが動かしてみました。
今回は手元に競技用OSしかありませんでしたので、
パイとか競技向けのベンチで短時間しか試せておりません。
時間があれば数時間ストレスかける試験も行いたいと思います。
質感は非常に良いと思います
まずレイテンシなど弄らずXMPのままクロックを上げてDDR4
【CL14-14-14-34-2】
ただ起動するだけならCLなど緩めなくてもXMP設定のままDD
2D競技用のキツめの設定でベンチ完走出来たのはDDR3600
XTU(4C8T)もDDR4000MHz設定でパス
チップは見てませんが8G片面実装でレイテンシもCLとtRCD、2ed、3rdの性格を見る限り
上位4000&3600と同じものを使用、Bdie競技用の選別落ちかと思われますが、
(Z170 ROG IMPACT)
『紅華祭』
10月12日(月曜日)日本工学院と東京工科大学の合同学園祭
『紅華祭』でOverClockの講演をします。
去年は蒲田校でしたが今年は八王子キャンパスで
やらさせていただける事となりました。
去年の講演と違う点は今年はロボット工学や電子工学の生徒さんが多く来られるようで、...
よりハードウェア専門の皆さんの前で実演できるという点。
あと今回は授業という位置づけで単位もでるという事らしいです。
非常に気合入りますね・・・というか少し緊張します(笑)
もちろん、一般のお客様も自由に参加できますので是非遊びにいらしてください。
もう6月
気がつけばもう6月。
皆さん、お元気ですか?
あいかわらずマイペースなぶっかけライフをおくってますが、
そんな私でも最低限、色々やる事はやらなきゃ・・という事で
OCerらしい生活は続けています。
今年上半期は自身のモデルが発売された事もあり、
責任を取る意味で(笑)980を中心に冷やしてました。
http://videocardz.com/55373/galax-preparing-new-hall-of-fame-geforce-gtx-980-graphics-cards
結論、何事もそうですが『基本に忠実に』が重要でしたね。
ただ選別したパーツをポン付けでくっつけて、他人のデータを参考にしていては
他人のデータどおりしか廻らない・・ということも再認識されられました。
980も選別モデルのように公表されてますが、厳密に言えば
あれは特別品でも何でもないです。
数箇所、私がModしてる箇所以外は
市販品と同じであり、きっちり最低限の事をやればどれでも
ある領域(ランキング上位とか)までは廻ります。
重要なのは極冷OCでいうところの2次パーツ(窒素、POT、グリスその他・・・)
の使い方しだいで大きく結果が変わってくるという事です。
それがいかにバカげてようと、無駄な事にみえてる事もすべて
一から試していかないと見えるものも見えないなぁ・・・
という感じでまた初心に戻れた事も私的には収穫でした。
感覚的には板でいうところで昔のDDR1の末期のような感覚を思い出して
懐かしかったです。
で・・・6月という事で恒例のComputexです。
私がComputexでショーをお見せするのも今年で5回目となりましたが、
今年は今までやった事のない内容なので少し楽しみにしています。
南港に来られる御方がいらっしゃったら、
今年は余裕のない私の顔が見れますので(笑)お暇なお方はどうぞ~
思い出したように(笑)メモリOCですが、DDR3、DDR4共にここ最近やっておりました。
DDR4は去年の年末あたりで冷やすのは止まってました。
ダンプカーをサーキットに持ち込んでタイムを計るイメージ(笑)しか
なかったからです。
しかし、ここ最近のチップを触ってみたらこれまた良い感じに進化しており
大変興味深く面白いです。
結論から言うと50GPあたりでもPSCやBBSEと同等のスコアが出ますし、
3200MHz領域を越えてくると
クロックやタイミングに合わせて電圧を高くする→下げる→上げる→また下げる・・・とか、
DDR1の頃にやってた事ですが、懐かしい作業が必要となります。
それだけでも少々面倒くさいですが、それとはまた別に更に新たな概念も必要となりますね。
この辺はまた今後記事で書きます。
そういえば前々から作ろうと思っていた排気ファンですが、
ここ最近、湿度が高すぎて限界を感じ、友人に手伝っていただき
作成しました。marutaさん、ありがとうございます。
かっこいいのか?バカなのか?よく分からんフォルムですが
非常に使いがっては良く気にいってます。
DDR3の方は4770kの賞味期限がもう目の前?ですので、
もう2年近く更新してなかったSPIをやってました。
更新しなかった理由?単に面倒くさかったからです(笑)
こちら私はPSCでもなくBBSEでもなくBDBG使ってますが、
それらにまったく劣らないデータが出始めてます。
とにかくメモリをめちゃくちゃ冷やすわけですが、
スローバグが出てしまい速度の頭打ちが連発していて
その辺り改善できるように今後は調べていきます。
http://page.freett.com/yasukazusimo/spi201505/
とにかく冷やしこんで冷やしこんで・・・の繰り返しで尋常ないほど時間と燃料食います。
本領発揮するのに最低50Lくらいは必要ですので、よほど暇でないと出来ません(笑)
ただし、一度本気だすと、どこかいかれたように廻りだし、
5-9-6であろうが6-9-6であろうが関係なくDDR2800~2830MH域zでも走りますし、
恐ろしく安定します。CB,CBBもありません。
ただしその時間帯になると小さい板で冷やしてますので、
スローバグに襲われタイム縮めるのが非常に困難となります。
もう6-10-6であろうがCL5であろうがクロックが2600から2800まで上げようが、
IMCの速度限界にぶちあたった感じで、どれも同じような速度しかでなくなります。
打開策は見つけてますが、これまた時間が必要となるので
暇な時間をいっぱい作って挑んでいくしかないようです(笑)
GTX980 HOF duck Edition 第2弾
duck Edition 第2弾の受付がGALAX STORE JAPAN
http://www.galaxstore.jp/
もしくはGalaxy Microsystems JPのfacebookでもうすぐ始まります。
今回は3枚のみです。
今回もある程度のデータを証明書代わりに添付しているのですが、
実は随分前にデータ取りは終了しておりました。
最近のドライバのスコア効率が上がってる事もあり、あまりデータが古くなってしまうと
スコアデータが比較対象として信憑性が下がってしまう事態もありうるので、
STOREの受付より早くデータだけ先に公開しておきます。
まぁ、このデータ自体能力のまだ7~8割?程度のモノであり、
その辺を推測して判断していただければ幸いです。
選別環境
CPU : Core i7 4790k (定格動作)
メモリ : DDR3-1600(ディフォルト設定)
M/B : ASUS Maximus 7 Formula
PSU : Corsair AX1200 x1
GPU-POT : Kingpin FAT
*CPUとメモリはディフォルト設定で簡易水冷環境でテスト
*NVIDIA Inspectorは通常版を使用。LODバージョンは使用していない。
*Core電圧はテスター実測で最大1.64v以内に統一して計測
card 12
OC耐性 : Core clock 2231.5MHz/Mem clock 2070MHz
CB -140℃ CBB -77℃ ベストスポット -125℃から-130℃付近
ASIC : 67.1%
備考 :
この板も非常に扱いやすく長時間冷やしてもCB耐性や
ベストスポットの移動も少なかった。
Core耐性に関してもズバ抜けており、規定電圧内ではこれまでの
最高クロックでベンチを完走した(画像1)
検証の際、かなり下のクロックから上げていった為に、
最終的には5~6時間の長丁場な検証となった。
板が冷え切ってしまうとスコアが微妙に欠けてしまう事はよくあるが、
今回も2.2GHzを越えてきた終盤はその症状が出てしまっている。(画像2)
かなりスコアがすっぽ抜けたので記録しなかったが、
2240MHzも余裕で2250MHzでも完走していた。
2~3時間に時間を定め、ならし運転を2.2GHz付近から始めて上を狙っていけば、
スコア効率も存分に発揮出来るだろう。
もちろん、電圧もまだまだ余裕がありCoreClock的にも
伸びしろは十二分にあるので、
Core耐性的には今後世界TOPのカードに成長しそうだ。
メモリは多少冷え性の症状が出ていたので、
その点をおさえて上手く扱って欲しい。
ちょっとした養生でガラッとメモリまわりの性格が変わるカードも多かったので、
簡単に改善できる範囲だと思う。
card 13
OC耐性 : Core clock 2206.1MHz/Mem clock 2154.6MHz
CB -140℃ CBB -78℃ ベストスポット -130℃付近
ASIC : 67.3%
備考 :
Core耐性こそカード12には及ばないが、総合力では今回の中で一番と言えるカード。
このカードも規定電圧内にもかかわらず既に2.2GHzを軽く超えている。
今回の980HOFは秀逸なBIOSのおかげでメモリ効率が非常に良く
少しのメモリクロックUPでも大きくスコアに表れる。
検証の前半ではメモリクロック2200MHzで余裕で走らせていたのだが、
やはり冷えてくるとCoreClockの足を引っ張りだした為、
かなり抑えたメモリクロック設定としている。
今後、ちょっとした養生や工夫でCore、メモリ共に2.2GHz超えも簡単だろう。
card 11
OC耐性 : Core clock 2146.0MHz/Mem clock 2026MHz
CB -115℃ CBB -75℃ ベストスポット -108℃
ASIC : 66.8%
備考 :
多少冷え性だが終始安定しており、スコアが大きく欠けることもなかった。
カードの潜在能力から推測するに十分にランキング上位も狙えるカードには違いない。
CoreClockもまずまずの耐性で今後の昇圧次第では2.1G台後半は狙えるだろう。
冷え性のカードによくある対処法だが
電圧設定をあまり動かさず・・つまり『決めうち』するのではなく、
常に電圧を上下させて最適な温度と組合す戦法が非常に効果的であった。
あとは少々面倒でも確実に走るClock領域でエージングの効果を上手に使い
少しずつ目的のクロックに近づけていく走らせ方が望ましい。
メモリまわりが多少弱い印象だったが、これは先にも述べたように
養生や走らせ方の工夫次第で改善の余地がおおいに残されてると言えよう。
http://page.freett.com/yasukazusimo/980hof2/
今回は3枚だけですが今回も強烈です。
ASICは3枚とも66~67程度でしたので、あまり期待もしていませんでしたが、
前回購入された御方に申し訳なくなるほど(笑)凄いヤツがいます。
規定内の電圧ながらCoreClock2250でもゴミでないヤツとか、
3枚中2枚は軽く2.2GHzを超えてます。
完全に想定外でした(笑)
しかも、前回の5枚は何回も冷やしてのデータでしたが、
今回は一発取りです。
あと、馬鹿みたく廻してると色んな発見もあるわけで、
Core、mem共に2250以上の領域になってくるとスコアがガツンとハネる法則?も分かりました。
2.2GHz以上廻された御方にお伝えします(笑)
GTX980HOF 続き
売り物の板の件が落ち着いてきたので、
それらの上モノとだいたい同じ耐性のモノを使い
引き続き細かく検証を続けてます。
マザーをZ97から本番用のx99に変更し、引き続き石などは簡易水冷の
常温環境で気になる箇所を徹底的に調べております。
やはり、マザー側の(PCI-E)の電圧特性などが向上してるのか
単に980HOFとの相性が良いのか?Core耐性はほとんどZ97と誤差範囲ですが、
絵板側の・・特にメモリ周りの耐性が向上しますね。
今回の980HOFの特徴でもある高いメモリパフォーマンスが
非常に効果的に発揮できそうです。
売り物もそうですが現在使用してるBIOSがメモリタイミングを
そうとう詰めたバージョンな為、
以前のBIOSほど上は廻らなかったのですが、
X99に換えたら以前よりもかなり伸びるようになりました。
まだ、最適な温度域や詳細は掴めてませんが、あまりメモリ廻らなかった
個体がCoreClockを犠牲にすることなく、2250でも通ってました。
50くらい上がったかな?
CoreClockの方はは100%通るところに抑えてはいましたが・・。
購入者の御方からの難解なご質問にもなるべく対応できるよう、
もう少し勉強して引き出しを増やしておこうと思います(笑)
石から何から全部Maxで冷やす前に石が空冷の段階で
何とかチューンして9800台には乗るようにしておかないと・・・。
http://page.freett.com/yasukazusimo/980hofp2/
GALAX STORE JAPAN
新年一発目、今年もよろしくお願いします。
ということで、GALAXのWEB販売、GALAX STORE JAPANが
オープンしました。
このストアでGTX980HOFの私の選別バージョンが発売されています。
BIOSから何から競技用の特別バージョンです。
数に限りがある為、残念ながら抽選販売になってますが・・・。
ランキングとかに参加されてる御方には即戦力としてはもちろん、
空水冷環境のヘビーユーザーの人にもお勧めです。
廻る廻らない以前に効率からして別物ですので、
それだけでも価値はあると思います。
一般の人たちから見れば、極冷済みのただの『中古のジャンク』でしょうから、
公にあんま宣伝とかはしないのかな。
最初っからExtremeなBIOSが入ってますが、空冷のリテールクーラーでも
ベンチ可能でした。長時間やったワケではないので、そこまでの安全確認はとれてませんが、
空冷でも問題なくCore1600くらいは超えてFSE走ってました。
ぶっかける人はストアにあがってる5枚のうち上位の2枚 は十分にWR取れる
潜在能力を持ってると思いますのでぜひ狙っていただきたいです。
今回の検証環境ですが、ワケあってPSUx1環境でしたので
極力絵板に負担かけないように石とメモリは定格動作でやってます。
それでも規定電圧外でしたのでデータには入れてませんが、
上位のカードは少し電圧をもればコレくらいのスコアは簡単にでました。
http://page.freett.com/yasukazusimo/980hofoc/
もちろん、電圧的にもまだまだ余裕を残した領域ですので、
あと一伸び二伸びは確実でしょう。
なんせ売り物なので絶対に傷モノには出来ません・・・。
油も塗らず、電圧も入れれず、強くも締めれず・・・他、
非常に辛い環境にもかかわらず、この5枚に再検査につぐ再検査を繰り返し、
余裕で1000リットル以上ぶっかけてますので、
少々ストレスが溜まりましたが(笑)今回の案件が落ち着いたら私も火吹くくらい虐めたおして
廻したいなぁ・・と思ってます。
ということで・・あえて限界とかで廻してないのは
壊せない事も大きな理由でしたが、購入される人もOCerでしょうから
そのカードの限界を見るのは高い代金を支払った
その人じゃないと意味ないですからね。




























