えっ《゚Д゚》
「信じることから はじめよう」 …の 間違いじゃないの?
いいえ、純情 純子さん、間違っておりませんのよ。
これでいいのです。これでなくてはいけないのです。
うち、ブラックですから。
まあ、一生歌の文句にはならないでしょうけどね。
「信じる」
ってなんでしょう。
主語は?
「私」
目的語は?
「あなた」を
この「健康法」を
この「三ヶ月で10キロやせるサプリメント」を
この「必ず成功するダイエット法」を
この「誰も失敗したことのない脚やせ」を
この「絶対に儲かる法則」を
この「初心者でもゼッタイ失敗しないサイドビジネス」を
この「儲かるしかないアフィリエイト」を
「信じるわ」
いやいやいやー、実に美しいですね。
このさい、胸を張って言いましょう。
上にあるすべて、私、やったことあります。
すべて合わせると、いったいいくら投資したのかしら。
おーっほっほっほっほっ
パンが食べられなければケーキをお買いなさい!
ついでに言えば、友達がまったく悪気なく
ナイスタイミングで勧めてくれたFXのおかげで
200万が吹っ飛んだこともありましてよ~
おーっほっほっほっほっ
ドルっ子のヤツが、まだギリギリ3桁だった頃のお話ですことよ~
布団が吹っ飛んだー
おーっほっほっほっほっ……
文句があったらいつでもベルサイユにいらっしゃい!
ワタクシとしたことが またしても横道に…
そして、そこに書いてあるとおりになったものは
ひ・と・つ・も!
ありません。
それは、上の方々が嘘つきだったからでしょうか?
そんなことは、私にはワカリマセン。
調べるつもりもあません。
とにかく、自分自身で実験した結果、得られたのは
「自分では本に書いてある通りの結果を得ることはできなかった」
という事実です。
これは、誰にも文句を言われる筋合いはありません。
私に起こった事実なのですから。
でも私は、
「信じてたのに!」とは
ひとっことも思いませんでした。
なぜでしょう。
それは
私が信じるのは 「私自身」 限定だから。
決断した自分を信じる。 自分の直感を信じる。
対象である 「相手」 を信じることはめったにない からです。
情報であれ、人間であれ、何かを信じるというのは
実はとっても骨の折れることです。
盲信するのは、スイッチポンで簡単でしょうが
そんなギャンブラーのようなドラマチックなことは
この小心者の小市民にはとてもできません。
何かを信じようとしたら、
その数値なり結果なりの氏素性から調べなくてはなりません。
疑って疑ってシラミつぶしに疑い尽くして
誰がどこでいつどのようにしてその結果を出したのか。
何もかもゼロから調べ尽くして納得がいけば
そこではじめて「信じる」ことができるだろう。
はー。考えただけで疲れません? ただでさえこのクソ暑いのに。
だから、私はそんなことめったにしない。
自分と自分で「自分会議」して
信じることに決めたら、その決議を尊重する。
直感は、狂わないと思っているのでもっとストレート。
だけど私、これは 「人」 にしか使えないのよね。
でも、何かに対して 「信じてたのに!」 と、怒りをぶつける以上
上記のようなしちめんどうくさい手続きを経るのが
スジってもんじゃないでしょうか?
まず疑って、調べ尽くして そこからはじめて 最後に 信じる。
信じるって言葉をあまり簡単に使ってほしくないなと思うのでね。
もちろん詐欺などで、騙される奴が悪い
とか思ってるわけではありませんよ。
自分のいろいろに関しては「どアホだったなー」と思ってますけど。
ただ、「信じてたのに」とかおっしゃっているのを見ると
「カッチョワルー!」 とは思わせてもらってます。
ごめんあさーせー。