ブランドフォード (Blandford) | 世界の名馬を日本語で ブログ版

ブランドフォード (Blandford)

1919~1935 牡 黒鹿毛 アイルランド産

Swynford

黒鹿 1907

John o'Gaunt Isinglass
La Fleche
Canterbury Pilgrim Tristan
Pilgrimage

Blanche

鹿 1912

White Eagle Gallinule
Merry Gal
Black Cherry Bendigo
Black Duchess

 

英国で4戦3勝

主な勝ち鞍:プリンス・オブ・ウェールズS、パラダイスS

 

生まれて間もなく木柵によじ登って大怪我をし、傷が癒えた頃に肺炎を患って生死の境を彷徨い、1歳時には牧場に迷い込んだ馬車馬に噛み付かれてあやうく死にかけるという散々な目に遭いながら2歳6月にデビュー。クラシック登録が間に合わず、しかも前脚の膝下に爆弾を抱えており、現役時代は2-3歳時に4戦したのみ。デビュー戦は残り400m付近で先頭に立ち、そのまま押し切って3/4馬身差の快勝、2戦目ウィンザー・キャッスルS(芝1000m)は1番人気の出走でスタートからハナに立つも、ゴール寸前で膝が痛んで、よろけたところを首差負け。3戦目、3歳4月のパラダイスS(芝2000m)を2馬身差で快勝し、7月のプリンスオブウェールズS(芝2400m)で古馬を2馬身ちぎってゴールしたあと脚部不安が悪化しターフを去った。種牡馬として成功し重厚なスタミナを産駒に伝えた。

 

参考文献:

『伝説の名馬2』 p.73-83

『世界の名馬』 p.103-117

 

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