トムフール (Tom Fool) | 世界の名馬を日本語で ブログ版

トムフール (Tom Fool)

1949~1976 牡 鹿毛 米国産

Menow

黒鹿 1935

Phalamond Phalaris
Selene
Alcibiades Supremus
Regal Roman

Gaga

鹿 1942

Bull Dog Teddy
Plucky Liege
Alpoise Equipoise
Laughing Queen

 

米国で30戦21勝

主な勝ち鞍:メトロポリタンH、サバーバンH、ブルックリンH、カーターH、サイソンビーS、ピムリコ・スペシャル

 

2歳8月サラトガでデビューし3連勝。続く2戦を連続2着で評価を下げるも、次走フューチュリティS(ダ1300m)では大外からプライメートを1馬身1/4とらえて快勝、この年7戦5勝の成績で最優秀2歳牡馬に選出される。3歳は咳と熱発で三冠戦をすべて回避、狙いを“真夏のダービー”トラヴァースS(ダ2000m)に絞るも、不良馬場に苦しめられ3着に沈むなど不本意なシーズンをおくるが、1ヶ月の休養を経てジェロームH(ダ1600m)を7馬身差で圧勝し復調の兆しをみせると、4歳を迎えて完全復活。無敵の10戦10勝で、1913年のウィスクブルーム以来となるメトロポリタンH(ダ1600m)、サバーバンH(ダ2000m)、ブルックリンH(ダ2000m)のハンディキャップ三冠を達成した。最終戦のブルックリンHでは、他馬より10kg以上重い136ポンド(61.5kg)を背負って豪快に逃げ切ってみせた。

 

参考文献:

『伝説の名馬4』 p.289-300

『20世紀のアメリカ名馬100』 11位(週刊Gallop収録)

 

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