シーバード (Sea Bird) | 世界の名馬を日本語で ブログ版

シーバード (Sea Bird)

1962~1973 牡 栗毛 フランス産

Dan Cupid Native Dancer Polynesian
Geisha
Vixenette Sickle
Lady Reynard
Sicalade Sicambre Prince Bio
Sif
Marmelade Maurepas
Couleur

 

仏、英で8戦7勝

主な勝ち鞍:英ダービー、凱旋門賞、リュパン賞、サンクルー大賞、グレフュール賞

 

2歳時は仏国で3戦2勝。3歳緒戦グレフュール賞(芝2100m)を3馬身、続くリュパン賞(芝2100m)を6馬身差で圧勝し、自信を持った陣営は次戦に英ダービー(芝2400m)を選択。本命に推されエプソムに乗り込むと、レースは先行集団の後ろで待機。6番手で直線に入ったシーバードは残り200m付近で先頭に立つとあとは他馬を子ども扱いするかのような軽いキャンターで2馬身半差の快勝。愛国のメドウコート、仏国のレリアンス、ソ連のアニリン といった各国のダービー馬や米プリークネスSのトムロルフ、伊ミラノ大賞のマルコビスコンティなど、史上最もハイレベルな顔ぶれとなった凱旋門賞(芝2400m)でもシーバードは圧倒的1番人気。ハイペースの激しいレースで好位から抜け出すと、2着レリアンスに6馬身差をつける豪脚を見せ各国の代表を完封、“世紀の名馬”と絶賛された。

 

参考文献:

『新・世界の名馬』 p.74-77

『伝説の名馬2』 p.37-47

『世界名馬ファイル』 p.239-253

 

【うまコラム】⇒⇒シーバードあれこれ

【参考】⇒⇒シーバードの末裔