ひかりの剣
読書NOTE の惠さんが
「ブラックペアン1988」をお読みになった
ご感想を書かれていました。
バチスタ3部作とは高階のイメージが変わったと
仰っていたのに触発されて、
もう一作、脇でありながら高階がキーマンになっている
「ひかりの剣」を再読しました。
この「ひかりの剣」は剣道小説です。
海堂作品といえば医療小説という意識が強かったので、
実は発売されてから暫く購入を迷った作品でした。
(「夢見る黄金地球儀」も迷いました 笑)
別に剣道が嫌いなのではないですよ。
俺は大学ではフェンシング部に在籍してたので、
チャンバラ競技同士、むしろ近い存在のスポーツだと思っています。
でも、結局海堂作品の中で最も再読しているのが
「ブラックペアン1988」とこの「ひかりの剣」です。
「ブラックペアン」と「ひかりの剣」は
ちょうど「ナイチンゲール~」と「ジェネラル~凱旋」のような
同じ時空間に起きている裏と表の作品です。
(「イノセント~」と「東京二十三区~」もそうですね)
その2つの作品の中を行き来しているのが高階権太です。
この作品、お奨めです^^