気づけば12月。忘年会シーズン真っ盛り!!
1年のイヤなことはキレイに(そして楽しく)忘れるための忘年会ですが、
今年の3月に起こった、あの出来事だけは、どうしても忘れたくありません。
そんなわけで、私たちdrink 4 tohoku(D4T)が
12/11に開催した「不忘年会」。
ただの呑ん兵衛だって「今年」を心に刻み込むことはできるはず。
思いを同じくする人たちが集まったのは、東京・池袋の「坐唯杏(ざいあん)」 さん。
楽しくも意義深い一夜の様子を、レポートします。
本日は、
イベント篇
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今回の目玉のひとつが、写真展。
何度も被災地を訪れ、被害、そして復興の様子を
写真に収められているふたりのカメラマンに、
作品をお借りしました。
○シギー吉田 → @shiggy99
ラグビー選手として活躍するが、練習中に首の骨を折り重体。医師から一生車椅子の生活は、免れないと宣告されたものの、約2年間の入院生活と5年 間のリハビリで片松葉杖にて歩行が可能に。現在も松葉杖にて歩行。85年、ラグビーの写真を撮り始める。90年代には、米国で撮影活動。帰国後は、紛争地域などを取材、雑誌などで発表している。夢や希望、勇気を、 未来へ向かう子ども達に残す、死ぬまでにそんな写真を撮りたいと思っている。
○遠藤宏
1971年山梨県生まれ。法政大学社会学部卒業後、出版社勤務、日本経済新聞写真部契約フォトグラファーを経てフリーランスに。普段はポートレート、旅 行、インテリアを主な分野に活動。4月8日に福島県郡山市の避難所と宮城県女川町を訪れ、それ以降月に一度のペースで女川町の変わりゆく光景とそこに住む 人々の姿を撮影中。
短いことばが添えられた、写真。
津波に船を奪われた漁師が、それでも復興を目指して見せる笑顔、
仮設住宅で孤独をかみしめる老婆の表情、
何もなくなった土地を照らす夕陽の美しさ……
どれを見ても胸が締め付けられます。
会場に駆けつけていただいたおふたりに、
D4T実行委員長がお話をうかがいました。
左から)遠藤さん、シギーさん、実行委員長
トークの様子は、近日中に動画でアップします。
必見です。
カメラマン同士で、熱い握手!
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イベントのクライマックスは、津軽三味線ライブ!!
山影匡瑠さんが来場。
○山影匡瑠(まさる) → @yamakagemasaru
10才より津軽三味線奏者に師事し、テレビ、海外などの演奏を経験するが、18才でギターに目覚め、あっさりと三味線を辞める。バンドを解散後、当時は感じなかった三味線の音の深さに感銘を受け、2003年より三味線でミュージシャンになる事を決意。ギターと三味線のユニットなど、他ジャンルとのコラ ボレーションに定評あり。ネスカフェゴールドブレンド「違いがわかる男」のCMで流れる三味線は、山影本人によるもの。津軽三味線界でも異色の魅力を放 ち、ロックな三味線を確立している。
東北の人たちの思いが伝わるような、熱い演奏!
指さばきに見とれてしまいます。
これはお酒が進む進む…。
実際、坐唯杏さんのスタッフによると、
「演奏後は、お酒の注文が加速した」
とのことでした。
ひとつの曲を、新節、中節で弾き分けてくれるというサービスも。
リクエストすれば、席の間近で演奏も。
その華麗なテクニックを至近距離で目撃できるというありがたさ。
演奏後は、リラック氏した表情でお酒をぐいぐい!
相当、呑ん兵衛のようです。
すてきな演奏をありがとうございました!!
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次回は、
総まとめ篇
をアップします。