こんにちは〜！
まじめ馬場らー、おちゃらけジャンパーのフェリシアです。
さぁ！
２ヶ月も経ってから振り返る、
ブレアくんとの初試合の顛末です。
と、書きながら、
PC のこちら側では着々とバリケード建設。。。
え〜っと。
いままで伸ばし伸ばしにしてきたので、
賢明な読者さまたちにおかれましては
もうすでにお気づきのこととは思いますが。。。
ブレアくん、準備馬場ではまったく
なにも やらかしませんでした。
きゃー！！！！
ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
投げる座布団はお一人さま、５枚まででお願いしまっす。
準備馬場でどのくらいジェットコースターになるか
見に行くとか言っておきながら。。。
なんのネタもなしです。
なぁんかそんな予感はしてたんですよねぇ。。。
対抗馬がダメなブレアくん。
耳を絞るたびに声で叱って。
耳を戻すたびに、愛撫したり、声で褒めたりしているうちに
お隣のお馬さんを攻撃に行くヒステリックさが
薄くなっていったり、
耳絞りはじめてから戻るまでの時間が短くなったり、
していて。
少しづつ、わたしに褒められることを頑張り、
叱られることをしない方向に向かっていて。
わたしが見ている範囲で一番やらかしていたのは
スタッフ先生騎乗で、
お隣でわたしが別の馬に乗っていたとき。
わたしがブレアくんに乗っているときも、
お隣が上級者のときのほうが激しく、
初心者さんやビジターさんだと
本格的にヤバい事態にはならないように
状況を見てそうな匂いもしてたので。
実はかなり頭いいんじゃないか？ 疑惑がありました。
そして「対抗馬イヤ！」はどうやら、
ブレアくんの背中が完全に持ち上がりきるまでしか
やらないことも見えてきていて。
そこまで持っていかれれば、脚も拳も要らず、
劇軽になって、シートだけでなんでもやってくれる。
ゴネるのはそこまでたどり着くまで、だけ。
社長先生の指示で、試合の２週間くらい前に
拍車を輪拍に変えたのですが、
輪拍でお腹をこちょこちょされると
「なんかぞわーっ！っとする
」
といって、
ブレアくんは輪拍から逃げるようにお腹をもちあげるので、
そのせいで背も持ち上がって、
結果
ウォームアップで
長時間ぎゅーぎゅー脚を使う必要がなくなり。
わたしは拍車は馬を前に出す道具ではなく、
脚への反応が薄いときのリマインダーや
懲戒の道具だと思っているのですが、
輪拍に変えたことで、
拍車も強い脚さえも必要になることが減って、
一鞍の早い時間から集中してもらえるようになっていたんです。
あとは、試合本番にわたしが緊張から
意図せず拍車を使ってしまうことがないよう
気をつけるだけ。
あ、もちろん、
社長先生の下乗り中はやらかしてましたよん。
でも、それも、わたしの予想をはるかに下回る
おとなしーーーいものでした。
社長先生、準備馬場のなんなかで停止。。。。
そのまましばらく動かず
とか
なんかごにゃごにゃしている
とか
やたらとちんまり動いている
とか。
わたしはアマチュアなので、
「どれだけジェットコースターになるか見に行く〜♪」
るん
とか言ってられますが、
社長先生はプロですし。
単なるプロではなく、乗馬施設の経営者ですし。
社長先生が乗った馬が暴れて、
あおりをくらって
近くにいたほかのクラブのアマチュア騎乗の馬が暴れて
事故
とか、なったらヤバいわけで。
ブレアくんといろいろ相談しながら、
なんとか暴れられないように
説得していたようでした。
準備馬場って、
プロにとっては 自己PRの場 でもあるんですよね。
新しい馬はプロ同士、
お互いチェックしてたりするし。
アマチュアだって、
自分のクラブを気に入っていても
ときどきクリニック的に他のクラブに通うのに
競技の準備馬場で
どの人がどんな乗りかたをしているか見ているし、
クラブの移籍を考えている人はもっと真剣に見ているだろうし。
社長先生は新人さんじゃないから、
自己PR したい〜！ って欲は
もう旺盛なお歳でもないかもしれないけど
それでも
「なにやってんの？ あれ？」
って
思われそうな状況には きっと
この馬、まったくま〜〜〜〜
くらいには思っていたことでしょう。
毎朝乗るのが憂鬱なツートップのうちの１頭とか
当時は言われていたし。
（いまは汚名返上したそうです
）
しば〜らく
なにやってるんだかよくわからない時間がすぎたあと
ようやっとエンジンをかけて動かしはじめ、
ブレアくんの背中が持ち上がったところで、
わたしに手渡してくれました。
結果、
ブレアくんからわたしへの初プレゼントが
こちら。 
お手入れセットはあまりに可愛らしいので、
クラブの学生ボランティアスタッフにプレゼント。
シャンプーやハンドクリームは
女性スタッフにプレゼント。
したつもりが馬たち用に使われているっぽい。
EQUILINE のカタログが写ってますが、
さすがにいただけたのは鞍ではなく、
ソックスと 5000円分の商品券でしたっ
これよりももっともっと嬉しかったのは、
人生初の 60％超えと、
同じくお初の、
複数審判それぞれから、複数の７点
を
ブレアくんがとってきてくれたこと。
そしてもっともっとも〜っと感動的に嬉しかったのは、
ブレアくんが、本当に本当に頑張ってくれたこと、でした。
あんなに頑張ってくれるなんて完全に予想外。
もちろん、ブレアくんが頑張れたのは
社長先生の下乗りのおかげです。
２人の、じゃなかった
１人と１頭の、仕事のできるメンズに支えられて
なんとも幸せな気分 
と
同時に、
ずどーんと落ち込むこともありまして。
伸ばし伸ばしにしたのは、あと２つ理由がありました。
たぶん誰にもなんの参考にもならないだろうし、
これ書いたら、何人かには軽蔑されて、
読者登録かアメンバー登録を解除されるんじゃないかな？
とも思いますが、
自分を実物以上に
いい人とか、カッコいい人とか、乗れる人に
見せたいとも思わないので。。。
もしおつきあいいただけるなら、
試合当日の顛末をこれから書こうと思います。
できますれば、読者登録解除よりは
「それ、ないわー！ ないっ！！」
ってはっきり批判コメントいただくほうが嬉しい、かな。