まだ書いていませんが、5月の試合、

結果は2月と比べて、点数は微増でした。

 

 

直後のレッスンで、先生に

 

  「今日は上達のことは考えずに、ただ乗ることを楽しみたいです」

 

と、お話ししたら、

 

  「それがいいですね!」

 

と快諾してくださり、ほぼ放置。(笑)

(といっても、騎乗中なにも言わないだけで、

終わってから質問すると答えてくださるので、見ていないわけではないんですけどね)

 

 

久々に、踏歩変換などしてみて、馬もわたしも出来ることを確認。

 

出場するのがわたしだけなら、

反対駈歩と踏歩変換を、常に乗り手の指示を待ってやることを

徹底させるのですが、今回は

ほかの会員さんがボルぞう氏でA5の経路をやることになっていて、

反対駈歩で躓いてらっしゃったので、

踏歩変換は馬に忘れてもらおうと、しばらく完全封印していたのです。

 

 

 

駈歩で歩度を詰めるのがかなり好調だったので、

久々にキャンターピルエットの扶助もかけてみたら、

クオリティが上がっていて嬉しい驚き。ラブラブラブ

 

以前は、駈歩巻乗りで

勝手にピルエットに逃げようとしたりしていたのです。

人の指示で行うのではなく、馬が勝手に逃げでやることなので

内方姿勢はとれていないし、テンポは馬なり。

 

クオリティをあげるためにわざと円を大きくして

ワーキング・キャンターピルエットと呼ばれるかたちにすると

(円が大きくなる分、馬にとっての負担は減るので、

ピルエットで問題を抱えているときは、

ワーキング・キャンターピルエットにして、

馬のバランスやテンポ、内方姿勢などを改善。

それが出来てから円を徐々に小さくしていきます)

出来ない。

 

そんな状態でした。

 

馬にとって楽なはずのワーキング・キャンターピルエットができなくて、

かなり円の小さなキャンターピルエットなら低~~~いクオリティで

できる。

 

気持ち悪~い状態。

 

 

 

それを改善するためにも、

馬もわたしも苦手なシンプルチェンジ

 

駈歩 -> 常歩 -> 駈歩

 

の移行をやったほうがいいと思って、

経路をL1に落としていたので、

久々のキャンターピルエットで

内方姿勢が以前よりとれて、

テンポも円の大きさも人が指示したもので、

なによりしっかりハミに出て運動できたのは

とても 嬉しかった~ラブラブラブラブルンルン です。

 

 

もちろん、わたしがシンプルチェンジをやったから、ではなく

わたしとボルぞう氏でシンプルチェンジができるように

先生が乗り込んでくれたから、改善されたんですけれど、ね。ウインク

 

 

久々に高原クラブに乗りに行ったら、

シンプルチェンジがそれほど簡単ではない馬で、

なんとかかんとか先生から合格をいただく程度には出来たので、

わたし自身も多少は上達したみたい。

 

理想とするシンプルチェンジからはほど遠かったんです。

わたしは扶助のあと上体が前に傾いてしまったし、

馬の体勢を起こして起こして、扶助ですとんと移行する

というより、よっこらしょー! と力で移行した気がしたし。

 

でも、先生曰く、

「できるかな~?」と弱い曖昧な扶助を長い時間かけていると

馬もなにが正解かわかりづらいし、どんどん鈍くなっていく。

強い扶助を一瞬だけ使って、一瞬で理解させるほうが

結果的には馬に優しい乗りかたになる。

 

「ある程度乗れるのだから、今後は乗った馬がどんどん敏感に

小さな扶助に反応するようにしていかれるようにしましょう。

 

『重たい馬にほど、脚は使うな』

 

とも言われるんですよ。使えば使うほど鈍感になるだけだから」

 

とのこと。

扶助のあと、わたしの上体が前傾している点や、

馬を起こして起こして扶助をかけられたわけではない点に関しても

 

「この馬は以前腰を壊しているので、

もともと駈歩は前バランスでないと馬が辛いんです。

だから扶助をかけるまえに起こすことはあまり考えなくていいし、

シンプルチェンジも得意でないので、馬が多少バランスを崩したのに

つられて人が前にいっても、気にすることはないです。

座骨が浮いて、手だけで手綱を引っ張っているならダメだけど、

ちゃんと座骨はついていたし、

手綱も一瞬だけならもっと強く握ってもいいくらい。

『出来るかな~?』じゃなく、『やるの!』と馬に徹底させる」

 

と。

 

 

試合前に天気や仕事の都合で思うように練習できないと

出場自体を考え直そうかと思ったりもしますが、

やっぱり "試合に向けて" 練習すると

 

  できない~~~~ 笑い泣き

 

と笑って済ますことができなくなって、真剣に練習しますし、

その練習の成果を試合で出せるかどうかは別として、

終わったあと緊張が取れた状態でなら、

試合前より少しは上達しているのを感じるので、

「だめだめ!絶対ダメ!」と感じるのでないかぎり、

試合には機会さえあれば参加していきたいなと思います。

 

試合に勝ちたいというよりは

上達のステップのために試合を上手く使いたい。

そういう意味では、わたしは試合志向です。キラキラ 

 

 

 

さて、その後ホームに戻って、

秋の試合に向けて、基礎固めをしましょうということになり、

やっぱり出てきたのが、ハミ受けの質の問題です。

 

 

というわけで、同じく放置していた

「ハミ受けの質の改善 vol.3」に続きます。てへぺろ

 

 

 

写真は2月の試合後のボルぞう氏。

試合用に編んだタテガミをほどいたら

くるくるパーマちゃんに。

ちびっこ巻き毛で、いろんな方に

「かぁわいい~!ラブ」「写真撮っていいですか~?」と

声をかけられていました。

 


 

 

 

去年の試合後は、わたしの不出来さに

 

ダンッ! と蹄で地面を蹴ったあと、

ぷいっと顔をそらす

 

という動作を2セット繰り返し、

ご不満っぷりを表明していたボルぞう氏でしたが、

 

このときはボルぞう氏自身もイマイチだったため、

自覚があるのかちょっとしょげた顔をしておりまする。

ぷぷっ。口笛

 

 

もしかしたら、人間だけじゃなく、馬も緊張する、のかも、ね。

そこのとこ、気遣ってあげられなくて、ごめんね。ショボーン