こんにちは。
ウェディングドレスデザイナーHisakoです。
私は、ずっと一つの仕事、ドレス制作を続けてきましたので、仕事をするということが普通になってしまっています。
そのため、仕事をしていない毎日は、少しの間の休暇でしたら嬉しいのですが、長くなるとすぐに仕事がしたくなってしまいます。
仕事はほぼいつも詰まっていますので、実際しなくては困る状態でもあるのですが……。
子供が小さい頃、まだ生まれてから２～３歳になるまでは、子育てだけをやっていましたが、子供は大好きですが、子育てだけで暮らして行くことは私にとっては結構辛いものでした。
当時はそれが当たり前で、お母さんは家事育児をして仕事はしないものという世間の常識みたいなものに縛られていました。
それに子育ては想像以上に大変でした。
体力もいりますし、一瞬の油断もできないという緊張感も必要です。
片手間で出来るものではないと今でも思っています。
今の若いお母さんたちは、働きながら子育てもしていらっしゃるのが、本当にすごいと思います。
子供は本当にかわいいですし、母親を信じて頼り切ってくれますので、子育てにも充実感はあります。
けれども長い人生から見たら子育ての時期はほんの一瞬です。
必ず親の元から離れて行きます。
またそうでなければ困ります。
親の務めは、子供を一人前の社会人になれるように育てて社会に送り出すことだと思っています。
それが子供を産んだ親としての責任ですね。
けれども子育ての一番大変な時期が終わった時こそ、自分のライフワークを身に付けるときですね。
すぐには見つからないかもしれませんが、好きなこと、やりたいこと、得意なことの中から何かを始めるといいと思います。
やってみたら自分に合っているか、本当に続けて行きたいのかが、段々と解ってきます。
去年１年、洋裁教室で学んでくださった方々の中から、洋裁を職業にしたいとおっしゃっている方々がびっくりするほどたくさんいらっしゃいます。
「いつかは、ドレスサロンを開けたらいいな」とか、「洋裁が好きでもっと上手になりたい」と思って入られた方が、「プロを目指します」と、真剣な眼をして言われるのをお聞きして、本当に嬉しいです。
感動してしまいます。
去年、ファッションショーを目指してみんなが本当に真剣に頑張ったお蔭で、見てくださった方々が感動してくださるような作品を皆さんが作られました。
その充実感、達成感が「真剣に取り組もう」、「自分にもできる」という気持ちになるきっかけになってくれたのでしょう。
大変なことの中にある充実感を感じ取ってくださったのだと思っています。
その方たちは、ライフワークを見つけられたのだな、と思うと私も何とも言えない幸せな気持ちになります。
甘い道ではないことは私が一番よく知っています。
けれども厳しい道ではあっても、私がこんなに幸せ一杯で取り組んでいるのですから、頑張って長く学び続ければそう言う境地に必ずなれます。
何しろ「人生１２０年時代」なのですから、私ですらまだ４０年もあります。
３０代４０代の方々には、まだ９０年とか８０年もあるのです。
まだまだたくさん学べます。
今６０代の人でもまだ人生の半分です。
たっぷり時間はありますね。
慌てず焦らずですが、たゆまぬ努力は必要です。
沢山チャレンジをして、失敗もたくさんしながら、本物を身に付ける旅路をご一緒に頑張って行きましょう。
趣味でやるつもりで入られた方の中からもそう言う方が出てこられました。
何がきっかけで人生が変わるかわかりませんね。
１２０年の長い人生の旅路を楽しんでご一緒しましょう。
ミカリュスさんが書いてくださった今日のブログをご紹介させていただきます。
ミカリュスさん、度々ご紹介くださいまして、どうもありがとうございます。
それではまた。
素敵な一日をお過ごしください。
ウェディングドレスデザイナーＨｉｓａｋｏ
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