今回は、生産性分析の指標のうち、付加価値分配の分析指標についてお話したいと思います。
過去の生産性分析の記事についてはコチラ↓
付加価値分配の分析指標は、労働分配率によって行います。
算式は次の通りです。
労働分配率(%)=人件費/付加価値額×100%
これは、産出要素である付加価値が従業員にどれだけ分配されたかを示す指標です。
一般に50~60%が一つの目安で、60%超となっている会社は、付加価値を高める努力が足りない、あるいは、付加価値産出にそれほど貢献していない従業員がいる可能性があります。
オーナー会社だと社長やその親族の報酬が高すぎるということもよくありますが。。。。
逆に低すぎる会社は50~60%を目安にして、賞与支給額で調整してみてはいかがでしょうか。
この指標は、従業員の方にとっても重要な指標です。
従業員の方も、自分の会社の労働分配率がどのくらいか調べてみてはいかがでしょうか
今日も最後までお読みいただきありがとうございます
【今回のポイント】
・付加価値分配の分配指標は、労働分配率によって行う
・労働分配率(%)=人件費/付加価値額×100%
・労働分配率の一つの目安は、60%以下となっていること
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