おはようございます!
白根です。
今日の長岡は久しぶりに
青空が少しだけ見えています^^
すっかり冬の空気になりました。
来週からは
いよいよ2015年のしめくくり、
12月です。
昨日は、
ぼくが主宰している親子塾で
子どものクラスがありました。
(クラスと言っても、
マンツーマンですが^^)
中学3年生の女の子で、
自分からはたくさんは
話さないのですが、
意志力を
持っているすてきな子です^^
その女の子Mちゃんは、
入ってくるなり、
笑顔を我慢しているような
そんな表情をしています。
白根:
「Mちゃん、外寒かったでしょ?
今日はすごく寒いよね~」
Mちゃん:
「はい(^^)」
白根:
「なんか嬉しそうだね(^^)
いいことあった?」
Mちゃん:
「え、いや、まあ、はい。」
白根:
「そうなんだ(^^)
ぼくも聞きたいな」
Mちゃんは
カバンから
おずおずと1枚の紙を取り出して、
ぼくに渡してくれました。
白根:
「これは、、、
あ、前回の確認テストの結果かな?」
Mちゃん:
「はい、、、返ってきました(^^)」
白根:
「あ、すごい!
60点も上がってる!」
Mちゃん:
「はい(^^)」
白根:
「Mちゃんの勉強への取り組み方が
すばらしかったんだよ。」
Mちゃん:
(コクンとうなずく)
白根:
「Mちゃんとしては、
この結果に関して、
どう感じた?」
Mちゃん:
「前回悪かったんで、
今回点数が上がって良かったです(^^)
でも、周りもがんばってるみたいで。」
白根:
「そっか。
クラスの友達も
がんばりはじめてるのを感じたんだね。
Mちゃんもそれ以上にがんばったから、
この結果が生まれたんだよ(^^)
とってもがんばったね!」
Mちゃん:
「はい(^^)
あ、あと、定期テストも返ってきました」
白根:
「あ、そうなんだね。
それも教えてもらってもいい?」
Mちゃん:
「はい。
こっちも40点上がって、
社会も理科も上がってて、
よかったです(^^)」
白根:
「Mちゃんが、
自分で決めて書き出した目標、
ほぼすべて達成したもんね。
どう、いまの気持ちは?」
Mちゃん:
「自信はなかったんですけど、
社会も理科も90超えて、
嬉しいです(^^)」
白根:
「公民クイズ100連発やって、
ちょっとげっそりしてたもんね(笑)
しんどくなかった?」
Mちゃん:
「はい、けっこう(しんどかったです)(笑)」
白根:
「あ、やっぱり?(笑)」
Mちゃんは、
夏から勉強を見ている子なんですが、
習い事なども忙しくて
Mちゃんが欲しい結果に
なかなか結びつかなかったんですね。
でも、
結果が出なかったときも
結果が出たときにも
同じアプローチしかしません。
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結果ではなく、
“あり方”をほめる
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在り方は、
“心の持ち方”
“取り組み方”
と言い換えることができます。
最近、流行ってきた
子育ての考え方で
「ほめるのはよくない」
というのが出てきました。
確かに
結果だけをほめていると、
結果が出なかったときには
子どもへの“声かけ”が
できなくなってしまいます。
でも、
その子の
“在り方”
“心の持ち方”
“取り組み方”
“勉強しようとする気持ち”
“過程(プロセス)”
は、どんなときでも
たとえ結果が出なくても
“ほめる”ことができるはずです。
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結果ではなく、
“あり方”をほめる
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お母さんが
この声かけができるようになると、
子どもの自己肯定感は
みるみる育っていきます。
勉強のとき以外でも
もちろん使えますよね。
「朝、自分で起きようとしている」
「自分で自分の食べた食器を
流し台まで運ぼうとしている」
「お母さんのお手伝いをしようとしている」
これらはすべて
結果ではなく、過程(プロセス)を
ほめてあげることができるんですね。
そして、
さらに突き詰めていくと
「子どもが元気でいてくれること」
これこそが財産ですよね^^
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結果ではなく、
“あり方”をほめる
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ぜひ習慣にしてみてください。