アメリカの医師、パッチアダムス(本名ハンターアダムズ)を
知っていますか。
1998年にロビン・ウイリアム主演で、同名の
「パッチ・アダムス」という映画にもなりましたので、
ご存知の方も多いと思います。
今でこそ、「笑い」は、ガン細胞キラーとして大変効果が高い
ということが、社会的に認知されるようになりましたが、
40年ほど前、彼が、
「笑い」こそが、心の癒しになる、
ユーモアで患者を楽しませることは治療の一環になる
と主張したときには、
アメリカで、でさえ、受け入れられない考えだったのです。
映画「パッチ・アダムス」
何度繰り返して見たことか。
ああ、日本にも、パッチのようなお医者さんがたくさんいる病院があったら、
と、私も、パッチのようなお医者さんがたくさんいる病院をつくりたい、
と思うきっかけになる出合いでした。
さて、そんな十数年来の大ファンのパッチアダムスに、
私の夢の病院の話を
ぜひとも聴いてもらえたら
と思っていたら、ひょんなことから
それが実現しました~。
パッチといえば、クラウン(道化師)の赤い鼻をつけて
病院内の子どもたちを笑わせて歩く姿が印象的ですが、
そのホスピタルクラウンの日本での第一人者、
大棟耕介さんの講演会に、昨年の10月出かけたことが
私に嬉しいご縁をもたらしてくれたのです。
2年ほど前に作った、私の夢の病院ファイル、
病院イメージの10枚のイラストと、思いをつづった文章を
のせたこのファイルを、いつも携帯してきた私ですが、
この日も、ぜひ、講演会後に大棟さんに
見ていただこうと出かけました。
その講演会の中で、
「実は、ぼくはパッチと大変懇意にしてまして、
毎年11月に、パッチがチェルノブイリ(十数年前に原発事故があった場所)の
白血病等で苦しんでいる子どもたちを慰問するツアーに
一緒に参加しているんです」
というお話を聞いたのです。
ぜひ、大棟さんに
私の病院ファイル(英訳版もつくってあったので)を、
パッチに渡してもらい、できることなら、メッセージをもらってきてもらおう
と思い立った私
講演会後の大棟さんをつかまえて、
これこれしかじか…
の思いを伝えたんです。
残念ながら今年は、大棟さんは参加できないこと、
ただ、その病院訪問は、希望者はだれでも参加できることになっている
ということがわかったのですが、
まず、11月7日から2週間のツアーであること、
(うわあ、ドリプラ前に無理だよ~)
60万の費用がかかること( ダメだ、お金ない…)
ということであきらめてたんです。
ところがところが
心やさしい大棟さんが、そのツアーに参加する、
日本人女性をご紹介くださって、
ツアー出発の前日に、英訳した病院ファイルに、パッチへのお手紙をつけて、
彼女のところに送ることができました。
その結果、昨年の12月の初めに、
パッチから直筆のメッセージと彼の「GESUNDHEIT!」(お大事に)
著書が送られてたんです~~~
もうその感動といったら!!
そのメッセージには、
lovely vision をありがとう、
あなたの vision はきっと実現すると思うけれど、
一緒にやっていってくれる多くの仲間が必要だ、
といったようなことをはじめとした、
温かいメッセージが記されていました。
私が今回のドリプラの「英語版DVD」を作ったのは、
ビルゲイツやスピルバーグや、ウォーレンバフェットの前に、
まずは、まっさきに、パッチに贈りたいからでした
そしてさらに、なんと嬉しいことでしょう
今年の6月5日に、名古屋第一赤十字病院で、
パッチのワークショップがあるんですよ
(11時から5時)
参加人数は、150人。
参加費は、15000円(学生12000円)
もう嬉しくて、嬉しくて、早速申し込みしました~
6月までに、また一つ目標ができました。
パッチと少しでも話したいから、
英語を勉強するってことです。
もうすぐ、英語版のDVDもできあがります。
それに、お手紙付けて、6月5日に待っていることを伝えて…
ああ~、なんだかワクワクしてきました
私にいえいえ、パッチに会いたい人は、
ぜひ6月5日に名古屋に行きましょう~
お申込みと問い合わせは、
日本ホスピタル・クラウン協会
です。
ここに、名前、住所、電話番号をかいて、
参加希望の旨を伝えると、
応募要項の書類を郵送してくれますよ。
ではでは、See You~