お受験事情 | ハワイ在住 ふつーのママ☆Izumi's Blog

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子どもと犬とオットと共に日々行ったり来たり。

私は、これまで幼児教育、その中でも主に幼稚園、小学校受験のための教育場面に長く携わってきました。いわゆる「お受験」の世界です。

実際、私自身も、幼稚園受験、小学校受験を経験したことがあったので、なんとなく想像できていましたが、指導者として前に立ってみると、なかなかハードなものでした。

お受験、お受験と言われてしまうのは、公立に比べて学費の高さから、一部の富裕そうにのみ与えられた特権のようなイメージからくるものだと思います。
正しい早期教育は、子どもの知的好奇心を刺激することで、能力の芽をグングンと伸ばすことができ、柔軟な脳みそは水を吸うスポンジのように、できること、わかることが増えていきます。
ただ、自分の子どもに合った教育、学校選びなどができないでいると、結構悲惨な事態も起きてしまうのも事実です。合格、不合格の結果以上に、6歳くらいで大きな挫折感と、間違った教育習慣によって、その後の長い長い学校生活にも悪影響が出てしまうご家庭も多く見てきました。
スポーツのように、勝った、負けた、次頑張ろう!で済めばいいんですけどね。

教育は、〇〇さんのご家庭と同じように、あのブランドを手に入れたい、という気持ちだけではうまくいきません。そして、週に数回顔を合わせる幼児教室の先生の意見以上に、保護者の方とお子さんが息を合わせて、真剣に取り組んでいかないとどうしてもボロが出てしまうのです。

さらに、一番大事なことは、6歳の時点で「いい学校」に入ることが人生の目標ではなくて、大人になったときに活躍し、自由に人生を切り開いていけるように、10年後、20年後を見据えた土台作りなはずですよね。