日本三景松島。落葉で真っ赤に染まる円通院の石庭。先週訪問した晩秋の瀬見温泉街や、瀬見渓谷での紅葉狩りと風っこ紅葉号は、写真の整理中なので、先に今週の松島の紅葉の様子をお届けします。昨日は、青空に恵まれた1日だったので、秋の日本三景松島をお散歩してきました。天麟院さんから円通院さんへ続く、路地の紅葉も綺麗に色づいています。せっかくなので、無料の足湯エリアにも立ち寄りますが、昼間はお休み中のようです。ライトアップが始まる時間帯になれば、せり鍋ポトフやハーブソーセージや、焼き牡蠣やかき汁やいかぽっぽや豚まん、甘酒や日本酒やホットワインなどで、ゆっくりと楽しめそうですね。瑞巌寺の杉並木付近は、東日本大震災の塩害のせいで伐採され、以前に比べると寂しくなりました。しかし、カラフルな和傘などを飾り、観光客の皆さんに、少しでも楽しんでもらおうとする地元民の心意気が感じられほっこりします。円通院さんは観光客で賑やかです。前回の記事は11月4日の様子でしたが、色づき始めのグラーデーションが、石庭で楽しめました。9日に東北地方を襲った雨により、石庭の落葉は進み、目の前には、真っ赤な紅葉の絨毯が。何度みても美しい光景です。今年はあたたかったためか、紅葉もゆっくりな気がしますが、秋の散策は気分がいいですね。ふらふらと境内をまわったあと、もう一度戻ってくると。真っ赤な和傘が心地いいのか、トンボも一休みしています。お気に入りの円窓からの眺めも、前回に比べると、秋らしい装いになりました。三慧殿付近は、まだ美しい緑の世界。夏をおもわせるように、涼しげでした。のんびりした時間を味わいながら、水鏡がみられると評判の心字の池へ。太陽の光をきらきらと浴びて、心字の池は神秘的に輝いています。心字の池周辺も、少しずつ落葉が始まっていますが、青空を映した水面をひとめおさめようと、皆さん、カメラを片手に楽しまれています。わたしも立ち位置を変えて、じっくり鏡池を眺めることに。週末の大混雑に比べると、やはり平日はゆっくり過ごせますね。今週の土曜日はあいにく、雨の予報なのでちょっと心配です。円通院さんの訪問を考えている方は、はやめの訪問がよさそうですね。お昼時になったためか、人通りも落ち着いてきました。1時間ほど本堂からの眺めを楽しみますが、もう少しこの場に留まりたくなります。雄島や双観山や扇谷の様子も気になるため、名残惜しいですが、心字の池から立ち去ることに。石庭はそろそろ終盤かな?今年もたっぷり楽しませていただきました。長くなったので、この日見頃を迎えていた扇谷の山頂の紅葉や双観山の美味しい甘味、円通院さんのライトアップの様子は、また日を改めて、纏めたいとおもいます。
日本三景松島。色づき始めた円通院の秋。 携帯を修理に出していましたが、ようやく手元に戻ってきて、ほっとしました。容量がぱんぱんだったSDカードもやっと交換することができたので、ますますお出かけが楽しくなりそうです。先週末は久しぶりに、作並温泉の一の坊さんか岩松旅館さんで、紅葉を眺めながら、日帰り温泉を計画していましたが、北海道旅行の疲れか、なんだか遠出する気力がありません。本当は秋の東北を満喫しようと、新庄駅に向かう風っこ紅葉号にも、乗車してみたかったのですが、体力がないときは、無理はしないことに決めているので、近場でのんびりすることに。せっかくなので円通院さんで、紅葉狩りを楽しもうと松島へ。この日の円通院さんは陽当たりのいい石庭の周辺がちょうど色づきがよいです。緑・黄色・橙・朱色に、移り変わる様子が美しく、観光客の皆さんの絶好の撮影スポットに。日本三景松島のなかでも、紅葉の名所と知られていることもあり、やはり夏場の静けさに比べると、人の姿が多いですね。ただ紅葉ライトアップの時間帯のディズニーのような行列を思い出すと、落ち着いて散策することができました。伊達政宗の孫の菩提寺である円通院さんの園内では、石庭・三慧殿・心字の池と、有名なポイントがいくつかありますが、陽当たりの影響で、紅葉の見頃に時間差があります。 三慧殿の辺りはまだ緑が多いので、来週以降もゆっくり楽しめそうです。今年は強風の日も多かったので、心配していましたが、綺麗な紅葉の絨毯が楽しめました。タイミングがよく、ガイドさんのツアーが開催されていました。円通院さんで時間に余裕があるときは、ぜひガイドさんのお話を。とてもお話上手なおじいちゃんなので、いつも時間を忘れて、引き込まれてしまいます。広さはさほどありませんが、苔の美しさが際立っていて、いつ来ても円通院さんは素敵だなぁ。頭上のきらきらした葉を眺めていると、森林浴をしている気分になります。水鏡で有名な心字の池周辺の見頃は、もう少し先ですね。特に写真に加工しなくても、同じ場所でも陽の射し込む光により、様々な表情をみせてくれるので、飽きることがありません。石庭の落葉する様子も素晴らしいので、また通わないと。主人といっしょにお散歩したので、滞在は一時間ほどでしょうか。いつもの居酒屋さんで、ランチをいただいたあとは、もう少し松島海岸の秋を楽しもうと、海岸沿いにある観瀾亭さんへ。タイミングがよく、景色のよい縁側のお席に、座ることができました。わたしは気になっていた伊達サイダー、主人は甘酒をお願いすることに。ぼーとするのが大好きなので、海を眺めながら、まったり過ごせました。宮城県では牡蠣漁も解禁されましたが、松島では秋冬恒例の かき丼キャンペーンも始まり、ますます賑やかになりそうです。個人的に中央広場で気になったのは、夏休みに山形旅行をしたさい、立ち寄ることができなかった鶴岡市の人気のピザ屋、緑のイスキアさん。週末限定の移動トラックをみつけたので、また遊びに行きたいとおもいます。
鳴子温泉。ホテル亀屋さんの黒湯。現在仙台で上演している劇団四季さんのオペラ座の怪人の観劇の感想を先に纏めたいところですが、少し興奮をおさえないと、ネタバレしてしまいそうです。前回の鳴子温泉郷繋がりで、ホテル亀屋さんに宿泊した記事でも。昨年の秋は銀山温泉の滝見館さんや、白銀の滝付近で紅葉狩りを楽しみましたが、冬は銀山温泉街のライトアップを、撮影してきました。東北でも人気の温泉地である銀山温泉は、連休中は残念ながら空きがなく、宿泊の予約が出来なかったので、日帰りで楽しむ予定でしたが、夜の散策で冷えてしまったのか、主人の咳が止まらなくなり、つらそうです。風邪をひいてしまったのかな?と、急遽、鳴子温泉郷で宿泊することに。せっかくなので、黒湯が自慢の温泉宿、亀屋さんへ。今回は素泊まりでお願いしましたが、チェックインするとすでに、お布団がひいてありありがたいです。早速大浴場へ向かうことに。チェックインした時間が遅かったからか、タイミングよく貸し切り状態に。女性用の大浴場は2ヵ所あり、入浴できる時間も長いので、ゆっくりできてうれしいですね。石油のような独特な香りの湯は、加水ありでしたが、この日はなかなか熱めのお湯で、短時間でも身体を芯から温めてくれます。源泉露天風呂は小さめですが、陸羽東線沿いにあるこちらのお宿は、展望大浴場や源泉露天風呂のどちらのお風呂場からも、列車の姿が眺められるので、個人的にはとても楽しめました。主人もぽかぽかにあたたまったようで、一晩ゆっくりできたおかげで、翌朝には体調も復活し、ほっとしました。亀屋さんの温泉の効果ですね。ありがとうございます。お部屋の窓からは、朝焼けが綺麗にみえました。本数は少ないのですが、時折、湯けむりラインの姿もみえ、小さなお子様にも喜ばれそうですね。二度寝してしまいそうだったので、眠気を覚まそうと、朝風呂へ向かうことに。他のお客様はお食事中だったのか、朝の展望大浴場も、一人の時間をゆっくり楽しめました。気持ちのいい朝の陽光を浴びながら、しあわせなひととき。突然の当日予約でしたが、のんびり過ごすことができました。亀屋さん、 ありがとうございました。