バレエコラム 連載4(むくみ解消㊦)
担当の方から、今後の原稿の中で、例えば
・ロシアの生活の中で、気を付けたこと
(体操に関連していたらより理想的)
・紹介する体操に関連して私がバレエの指導の中で言われたこと、季節のバレエの思い出
(体操に関連していなくてもいい)なども入れていただけたら、ひとつの読物としてより楽しくなるのでは! との事なので、バンバンロシアのこと、バレエのことも載せていきたいと思います。
6月28日付
*タイトル
むくみ解消㊦
*見出し(9文字)
脇腹の伸び意識して
【写真説明】
③の動き。できるだけ遠くへ手を伸ばす意識で
前回、股(こ)関節とダイエットの意外な関係を紹介しましたが、脇腹と股関節をストレッチなどで刺激し、濃い味付けを避けるなど食生活にも気を付けていると、柔軟な体になってリンパの流れもよくなり、体脂肪や皮下脂肪が燃焼され、姿勢もよくなります。そしてやせやすい体になっていきます。
今回は股関節と、伸ばしづらい脇腹や脚の後ろ部分全体を伸ばすストレッチを紹介します。
①床に座り、両かかとを付け、ひざを横に開きます。背筋はまっすぐ保ちましょう。その姿勢から左足をできるだけ真横に伸ばします。痛い人は無理せず、斜め前に出しても結構です。
②お尻全体が浮かないように全部を床に付け、右手を上に伸ばします。その状態のまま上半身を左へ5秒間倒します。左右2セットずつすると効果的です。股関節のあたりから足の太ももの裏、ふくらはぎまで伸ばしつつ、反対側の脇腹も伸ばしていきます。
③②の体を起こした状態から、左手をできるだけ遠くへ出す気持ちで前にまっすぐ伸ばします。右手は真横へ伸ばし、横から頭上を通りながら上半身を左へ五秒間倒します。左右2セットずつすると効果的です。
手を遠くへと出すことで、より脇腹を伸ばしていきます。このストレッチも慣れてきたら、呼吸を意識しながら行うとより効果的です。
(宮崎市・バレエダンサー 野々村吏美、モデル・野々村吏美バレエスクール 杉本珠緒)