外国人から見た日本のかっこいいところを紹介するNHKの番組、「COOL JAPAN ~発掘!カッコイイ日本~」のアンコール放送を観ました。
「マンション」についての回だったのですが、外国と日本の住宅事情の違いが垣間見えてとても興味深かったです。印象的だったものを少し紹介したいと思います。
外国が日本と違う点
・住宅情報誌はなく、新聞や人づてで賃貸マンションを探す。
・情報は住所、広さ、賃貸料のみで間取り図はない。
日本では間取り図を見ればどの方角に向けて窓があるか、ドアがどの方向に開くかからコンロは何個あるかまで分かりますが、外国人にとってみればそこまでの情報は不必要に感じるようです。
・住居は何回か買い換えるもの。かつ、投資という視点でも物件をみる
日本では中古物件は値下がりするのが普通ですが、外国では時間が経てば経つほど価値が高くなる物件も多いようです。築200~300年の歴史のあるマンションなども高い人気を誇っているとか。
時間を経ることに味が出てきて、さらにその価値をみんなが評価している。
アンティークと同じような理解が住居にもあるってなんだか素敵です。
また、それだけ長い間建物が保つことも。
地震大国でもあり難しいところもあるとは思いますが、日本でもそういう住居が出来ていけばいいなあと思いました。
また、日本の現在のマンション事情に根っからの日本人の私が驚く箇所もしばしばありました。
「マンション購入にはこういう過程を経るものも存在するの?」って。
・まだまったく姿形は存在していなくて、完成は2・3年後なのに応募者多数。中には抽選になるものも。
・モデルルームにはキッズルーム、ミニシアター、ジオラマが完備されていて、さながらホテルのような応対のスタッフ。
・モデルルームまでの交通費を出してくれる会社もある
すべてのマンションがこういうわけではないでしょうが、認識とレベルがかけ離れていてびっくりしました。
マンションの値段がとっても気になります(汗)
私としては、わざわざミニシアターで3Dの画像を見なくていいので、その分お安くして欲しいと思います。
実際に現物を見て決めたいっていうのもあるけれど。
2・3年後の不確定な未来にお金を出すのってそうとう勇気がいると思うので、気の小さい私には無理だなと、まずそんな高給取りになる予定もないのに考えていました(爆)
家は生きていく上で大事な存在です。
どんなに楽しい旅行でも、家に帰ってくるとなんだかほっとして、やっぱり家が一番だなと思います。
旅先だときっと気を張ってしまうんですね。
また、他人の目にさらされないというところが重要なのかもしれません。
家を借りるのも買うのもじっくり吟味して、そして大切に住んでいきたいなという思いになった放送でした。