前回11月からおよそ半年振り
159日振りの荒浜である

2011 11/12 撮影

2012 5/13 撮影
あまり変わらない様に見える荒浜の景色だが
復興に向けての”起こり”や”動き”が確実に感じられる
荒浜の至る所でみられる黄色い旗と看板は希望の黄色いハンカチ大作戦と云う
荒浜のふるさと再生を願う住民と、応援する人たちの活動

旗の一つ、一つには荒浜を想うメッセージ

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復興、再建と云うひとつの目標に対し
行政、住民、ボランティア団体、企業の様々な思惑がぶつかり
協力しなければならない場面で譲り合えず反発してしまい
なかなか前進できていないのが荒浜の現状であり問題だと言う話しを聞いた
荒浜の隣の地区、名取市 閖上(ゆりあげ)での復興に対しての
モチベーションや一体感を目標にして協調したいと話してくれた
花くんはココ荒浜での復興、支援活動を行う地元の若者を中心とした団体
HOPE FOR projectの代表である
震災直後の安否確認から始まった
どんな時も前に進む事を諦めない彼の活動をこれからも
友達として県外からの支援者として支えられたらと強く思った
今回、俺は仕事の休みを取り
仙台に三日間滞在したのだが被災地を伝える記事の情報集め以外に
二つの目的があった
一つは仙台国際ハーフマラソンへの参加
もう一つは、京都の仏師 覺山さんに被災地へと託して頂いた
”童じぞう様”の今を伝える事である

童じぞう様
簡単に見つかるだろうと思っていたのだが…
展示先の若林区児童館若林区中央児童館に足を運び
展示を主催した若林区役所に問い合わせるも所在は掴めず
荒浜で回収した写真や思い出の品、位牌などの展示終了後
展示品と共に”童じぞう様”の保管場所が分からなくなってしまった事を覺山さんに報告するのが
本当に心苦しかった
一人では何もできず本当に情けないが…
今後も花くんや荒浜の方々に協力して頂き
しっかりと”童じぞう様”の今を必ず報告したいと思う