一つ前の記事「寄せられたコメントを次々に削除するブログ」では、

「仙台にパンダがやってきます!」(加藤 紘一オフィシャルブログ)に書き込んだ否定的なコメントが続けて

削除されてしまうという事を書きました。実際多くの方からコメントを削除されたという話が寄せられました。

この事についてもう少し書いておきます。アメブロオフィシャルブログの中にはブログ炎上を抑えるために、

アメブロ側でコメントを削除することがあるそうです。(以下のリンクの記事がわかりやすいと思います)

「ウィキペディア:アメブロタレントブログの管理についての項目」

「アメブロってコメント欄を勝手に削除してないか?」(電撃ネットワーク:ギュウゾウ新聞)

私が書き込んだパンダ誘致を否定するコメントもこのシステムによって削除されたのかもしれませんし、

そうでなくブログ主(関係者)に削除されたのかもしれません。コメントをしたブログがこの管理の

対象となっているかどうかは不明ですし、削除された場合誰に削除されたかわからず、

そこにコメントがあった事すら痕跡に残りません。

アメブロ側が削除をしたとして、そのコメントをブログ主が一度も読む事がないとすれば、

ブログ主は「裸の王様」と同じ状態に置かれていると考えることも出来ます。

ちょっとした芸能人のブログで炎上を避けるためにこのシステムを活かすのは、

それはそれで仕方ない事だと個人的には思います。

しかしながら、政治家のブログとなると話は別です。

ブログを見る人、或いはコメントをする人の多くがこのシステムを知らないのではないでしょうか?

ブログ主がコメントを削除している場合でも、ブログを見る人は削除された否定的なコメント(民意)

が存在することすら知ることができないのです。

それにより、記事に対して批判的な意見は少ないのだという事実誤認を生じ、

民意の操作につなげる事ができるのではないでしょうか?

今後政治家のネット利用、選挙でのネット利用が進むことが予想されるので危険だと思います。

ブログ炎上防止のためという事であれば有効かつ潔い、「コメント欄の閉鎖」という選択も可能です。

現在、「仙台にパンダがやってきます!」(加藤 紘一オフィシャルブログ)でのコメントは、

ソフトな批判内容であれば削除されず残る可能性もあるようです(現在6件)

思った事を書けないのは歯がゆいかも知れませんが、ソフトな批判のできる方はトライしてみて下さい。

私の場合はソフトな内容にしたつもりですが、削除されました。原因は不明です。


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