神様への質問を公開でお答えする、【ドキドキ神様ほっとライン ドキドキ 】。今回のご質問は、「PUKUさんからです。ではまず、ご質問の内容です。(PUKUさん、ご投稿ありがとうございます!)


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いつも感動しながら拝読させていただいております。

非常に勇気付けられます。

わたしは自分がとても中途半端なので嫌いです。

挫折が多い人生なのですが、どれも頑張って尽力して結果が伴わなかったのではありません。

頑張れなかったのが要因です。なのに、そういう自分にイライラしています。

自分の中のこの強い矛盾が許せず、また、整合性も得られず、
いつもイライラしています。

今は子育てと家事、仕事とやる事はたくさんなのですが、
どれに対しても中途半端感を抱いてしまって、フツフツとうっぷんを溜めています。

この負のスパイラルから抜け出すにはどういう風に気持ちを持てば
いいのか悩んでいます。

なら頑張れば、
と思われるかもしれませんが、体調が整わないという事もあり、やはり中途半端にしか過ごせていなくて・・・

非常に個人的な事なので申し訳ないのですが、
良い方法があればぜひ教えてください。

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龍:「うぐうう・・・。これはなんか、つらい話ですねえ。。。」

神:「まったく関係ない話からですが、お聞きください。逆上がりができるようになるにはどうしたらよいか。
ご存知でしょうか。」

龍:「逆上がり!?・・・まあ、練習あるのみ、ですよね?」

神:「はい。タオルやひもや、踏み台を使ったりして、
さまざまな工夫をして逆上がりを指導している先生方や親の努力があります。」

龍:「先生や親御さん、尊敬します!」

神:「こどもたちは、まわりの友達を見て、
自分も頑張ろうと必死です。しかし、どうしてもできない子が一人二人と残ります。その子にどうやって指導するか。」

龍:「う!これは難しい!想像だにできないです!」

神:「段階別達成の賞を与えるのです。

『逆上がりが出来たで賞』の前に、

『逆手で持った手の位置がばっちりで賞』

『足の蹴り上げ20センチ達成賞』

『足の蹴り上げ30センチ達成賞』

『すごい!足の蹴り上げ40センチ達成賞』

『やるな!足の蹴り上げ50センチ達成賞』

『もう少し!足の蹴り上げ60センチ達成賞』

そして、

『鉄棒と体の引き付け40センチ接近賞』

『鉄棒と体の引き付け30センチ接近賞』

『キターーー!鉄棒と体の引き付け30センチ接近賞』

『オシイーー!鉄棒と体の引き付け20センチ接近賞』

『あと一息!鉄棒と体の引き付け10センチ接近賞』

さらに、

『腕に力を入れるグッドタイミングまで0.2秒前賞』

などなど。」

龍:「こ、これは・・・神様に『またしても!感動賞』差し上げます!」

神:「あはは。ありがとう。他にも、

『何度も挑戦してあきらめないのがカッコイイで賞』

とか、

『涙・・・放課後に一人で練習してたで賞』

など、特別に賞を設けてもいいでしょう。」

龍:「あああ。。。もう、ホントいろんな段階の賞があっていいんですね。。。」

神:「そう、達成できるまでに人は、
さまざまな試練を乗り越えていくのが自然な流れになっています。でも、やり遂げられなくてもいいのです。やり遂げたい。と思うのならば、誰に言われるでもなくやってしまうのが、人間の可愛いところです。」

龍:「なるほど!やっぱプロセス重要だと!」

神:「はい。プロセスを楽しむことが重要なのです。さて、残った子どもは、やっていくうちにコツをつかみ始め、
筋力もついてきて、タイミングを学んでいきます。そして、いずれできるようになっていくのです。さて、あなたへのお答えです。」

龍:「待ってましたっ!」

神:「逆上がりでいうところの、『足の蹴り上げ20センチ達成賞』
まででも、そこまでは中途半端ではなく、達成したということがわかりますね。決して逆上がりができないから、その子は中途半端ではないということです。」

龍:「涙とともに、腑に落ちた気がしますっ!」

神:「中途半端な状態を作るのは、世間の常識目標が前提であって、
それに達することができないのではないかという思いで、限界を決めてしまった自分の心でしかありません。」

龍:「出たあ!世間の常識めえ~~~っ!!!」

神:「
中途半端な気持ちになりたくないのであれば、目標設定を分割して、さらに細分化します。『よし!ここまで出来た!偉い!自分!』と、ことさら!!!!!!マークをつけてください。」

龍:「つけてください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

神:「その後、すぐに、

『ここまで出来たんだから休憩!休め!自分!ようやった!』

と褒めてあげてください。遠い目標を、高い棚に上げておいて、
おやつでも食べて、のんびりしてください。その後、また鋭気が戻ってきます。

『よし!これだけ休んだら力も出る!次の目標(ちっちゃいけど)
達成だ!』

と進んでいくのです。」

龍:「休み休み、少しずつ進んでいけばいいんですね!」

神:「はい。高い目標など立てず、小さい目標を積み重ねていくと、楽だし、
楽しくなります。ダイエットも試験勉強も仕事も同じです。」

龍:「ああ~!たしかに、そうかも!ダイエッターさんも、受験生さんも、ぜひ!」

神:「もしどうしても高い目標設定が必要でしたら、それを『裏目標』
と名づけて、自分の中に封印してください。棚に上げる作業ですね。これは、いずれ達成するけど、後で後で・・・今は、ここまで。という形です。」

龍:「あくまで、裏目標!!!」

神:「ただし、あなたが『やらなくちゃいけないから仕方なく』
という気持ちでやっていると、それは苦しいだけです。」

龍:「これもいえる!」

神:「考え方は、
『やって無駄なことはないんだから少しかじってみるか』ぐらいでちょうどいいです。」

龍:「あはっ!一気にお気楽モードになりますねっ!」

神:「実際、
あなたにとって後々役に立つことばかりがあなたの目の前に降ってくることになっていますので、無駄なことはありません。」

龍:「おおおお~~~!最高っす!」

神:「富士山の9合目を登るときのように、
足の歩幅を極少にして進んでください。それでもちゃんと頂上には到着するものですよ。」



以上です。


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もう、たまんないなあ、神様の賞ネタ!大好きです!

PUKUさん、いかがだったですか?

ハンパとか言っても、実はハンパなく毎日を生きているのが人間ですよね。

まず、今までの自分を褒めてあげて、高い目標はあくまで裏目標とし、小さな段階のクリアを大きく喜び、牛歩戦術でゆっくり進んでいってくださいね!

すべてに無駄はない、という神様のお墨も付いたことですし、これからますます人生楽しくなりますよ~~~っ!

 

PUKUさんには渾身の・・・ニコニコ
「よく相談してくれました」賞を! ラブラブ!



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さて、次回の神様ほっとらいんは、


「おりさんからいただいた「将来のことのことを考えると、気持ちはすごく焦るのに、頭にモヤがかかったようになり、なんとなく身動きがとれない日々が何年も続いています。という内容です。


おりさん、次回をお待ちくださいね!