前回、いい神と悪い神が存在する、という話をお聞きしました。悪い神は、人間に憑りつく場合もあるとのこと。。。ああ、どうしましょう。今回、その対処法をうかがっていきます。
龍:「えっと、まず、憑りつかれると、肩が急に重くなったり、するんですよね?」
神:「そういう場合が多いですね。本来、人間はそういった違和感を敏感に感じ取れるようにできています。だから、そういった感覚を信じるようにしましょう」
龍:「うーん、じゃあ、まあ、それが分かったとして、どうすればいいんですか?」
神:「とっても簡単です。水と、塩、これがあれば大丈夫ですよ」
龍:「え? 水と塩だけ、ですか?」
神:「そう。違和感を感じたら、まず、水をガブ飲みすること。水には、とても大きなパワーがあるのです」
龍:「どんな水でもいいんですか? ジュースとかでも?」
神:「いいですよ。でも、なるべく、自分が好きなミネラルウォーターを一滴でも多く、飲むことです」
龍:「水は、魔を払う、と考えていいんですかね?」
神:「魔を払う、というより、身を清める意味があります。体内の穢れ(けがれ)を排除する、という役目ですね。でも、水プラス、塩があれば万全ですよ」
龍:「塩。ああ、部屋に置く、とか?」
神:「部屋に置くのは、また別の意味があります。憑りつかれた場合は、玄関先で、他人に投げつけてもらうのがベストですね」
龍:「投げつけてもらう?」
神:「そう。節分みたいに。思いっきり、体に投げつけてもらうのです」
龍:「へええ~! なるほど、なんか、払うってイメージが湧いて、いいかも!」
神:「そうですね。そのときの順番だが、ひとつかみずつ、
右肩
↓
左肩
↓
おなか
↓
背中
と、4ヶ所は最低やってほしいですね」
龍:「ほ~、順番もあるんですね。あ、そういえば、お葬式とかの帰り、玄関先で塩をかけますよね。そういう感覚ですか?」
神:「そうですね。でも、思いっきり」
龍:「ほう! なるほど! なんか、納得です! 魔を払い飛ばす感じですね!」
神:「そう。それで完璧ですよ」
龍:「えっと、あと、玄関先でやる意味は?」
神:「塩の掃除が大変ですからね」
龍:「ぶっ(吹き出す)! そういうことですね」
神:「そういうことですよ(笑)」
龍:「あ、あと、塩をかけてもらう人がいない場合は?」
神:「自分でもできますよ。思いっきり、ぶつけるつもりで、かければいいのです。ちなみに、水は体内の穢れを清め、塩は体外の穢れを払う、そういう役目だと考えてください」
龍:「なるほど! でも、なんか安心しました! 対処法を聞くとー」
神:「それはよかったです」
龍:「えっと、でも、もし、たとえばですね、その肩が重いとかって、まあ普通の肩凝りじゃん、とか思って見過ごして、水や塩で穢れを落とさなかったら、どうなっちゃうんですか?」
神:「脅すわけではないですが・・・」
龍:「・・・まさか、死ぬ、とか?」
神:「残念ですが、最悪、そういう場合もあります」
龍:「ちょ、ちょ、ちょ、待ってくださいよー!!!!! それはないでしょう! だって、その、悪い神って、ひどいですよ! 殺しちゃうって!!! というか、そもそも、神の世界の悪い人なんですから、いい神がなんとかしてくださいよ!!!(逆上)」
神:「まあまあ、落ち着いて。そんな最悪のケースはとても少ない例ですし、もちろん、神の世界でも、できるだけのことはしています。でもね、人間が出したゴミを、神が始末することはできないですからね」
龍:「ゴミ?」
神:「たとえ話です。道に落ちている空き缶を始末するのは人間ですよね? 神はそれを触って動かすことはできません。それと同じように、人間が作った『魔』を消すのは、人間しかできないのです」
龍:「霊能力を持った方々、ですか?」
神:「今のところ、そうなりますね。でも、それはなかなか危険な作業でもあるし、生半可な知識や経験で魔を消そうとすると、逆に迎え撃ちされてしまう場合もあります」
龍:「こ・・・・こわーーーーー」
神:「そう。それで体を壊す霊能力者も実際にいるのです。このブログにはランキングがありましたね。ヒーリング系の。霊能力者などが多いとも思いますが・・・?」
龍:「はい、そうですね。皆さんのブログも、深い内容で、いつも感心して拝見しています」
神:「神や、霊と対話できることは、素晴らしい能力ですが、中には、あまり人間のことを考えていない霊や神もいるのです」
龍:「えええ?」
神:「たとえば、思いつくまま命令をするだけで、アフターケアを一切しない神もいます。そういう場合、次第にその霊能力者は弱っていってしまいます。もちろん、それもいい経験なんですけどね」
龍:「ああ、なんか、大変そうですね・・・。あ、そういえば、昔、アニキについていた神様は結構ひどい人(?)で、一回僕、本気で大喧嘩しましたよ」
神:「もちろん、素晴らしい霊や神とお話をされている方もたくさんいます。だが一応、このブログを読まれている霊能力者がいらしたら、ぜひ、気をつけてほしいのです。大切なのは、帰ってくるときです。魔と対決するときがあれば、帰ってくる作業を念入りにしてください」
龍:「帰ってくるとき?」
神:「はい、さっきの、水と塩です。念入りにね」
龍:「ああ、そうかー・・・大変なんですねえ。。。」
神:「大変な作業です。魔を払ったりするのは特に。どうです? 龍もやってみますか? 私はアフターケアをちゃんとするつもりですよ」
龍:「え? 僕が?」
神:「そう。どうです?一回、魔を斬ってみませんか?」
龍:「えええっ? 斬るって???いや、めっちゃ怖いですよ! 無理です!」
神:「そうですか。じゃあいいですよ」
龍:「・・・・・・・・・いや。正直、ちょっとやってみたい気はするんですけど・・・」
神:「ははは。無理しなくていいですよ。またその気になれば、詳しく話しましょう。そういえば、さっき、塩を部屋に置く、という話をしましたね?」
龍:「あ、そうですね。知り合いでも、塩を部屋の四隅に置いてる人もいますし、あと、お店の玄関先とかも、二つくらい塩を盛っていたりもしますよね? あれって、効果あるんですか?」
神:「ありますよ。特に、部屋の場合は」
龍:「おおお! 詳しく教えてください!」
(つづきます。水と塩。これが大切なんですね。塩はまあ、分かりますが、水は正直、初耳でした。みなさんもぜひ、何かあったときにはまず、水をガブ飲みしましょう!)