本日は、なんばパークスシネマで「ミラクル・ニール!」(シンカ配給)を鑑賞しました♪

2015年製作のイギリス映画で、
地球の破壊をもくろむ宇宙人によって全知全能のパワーを与えられた男が、様々なトラブルに巻き込まれながら奮闘する姿を描くコメディ。

小さい時に一度は誰でも思う“万能の力があったら”って想い。
その力を冴えない中年男であるサイモン・ペッグが手にしちゃうアイデアが秀逸で面白い("⌒∇⌒")

モンティ・パイソンの旨味を加わり、今まで観たサイモン・ペッグ主演映画の中では一番面白かった(*´∀`)♪

万能の力でお喋り出来る様になった主人公の愛犬デニスの声をロビン・ウィリアムズが担当してるんですが、(嬉しそうに演じているロビンの姿がエンドタイトルで少し見れるのでお見逃しなく)やはりロビンのコメディ演技は最高です♪
晩年の作品はシリアス系の作品が多かっただけに貴重なコメディ演技に大満足( 〃▽〃)

上映館数少ないですが、かなりオススメですので、時間があれば是非!!

監督は、TVシリーズ「モンティ・パイソン」のテリー・ジョーンズ。

出演は、ニール役に、「宇宙人ポール」のサイモン・ペッグ。

キャサリン役に、「アンダーワールド」シリーズのケイト・ベッキンセール。

デニス(声)役に、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」のロビン・ウィリアムズ。

[ストーリー]
遥か銀河の彼方で、人類の打ち上げた探査機と宇宙人が遭遇しようとしていた。宇宙人たち(声:モンティ・パイソン)はすぐに地球を下等惑星とみなし、即時破壊を検討する。しかし、宇宙の法に則り、地球人に一度だけチャンスを与えることに。その方法は、無作為に選ばれた人物に全知全能のパワーを与え、その知性と判断力を観察するのだ。そのパワーは、ロンドンで愛犬デニスと暮らす学校教師ニール(サイモン・ペッグ)に与えられる。彼は、階下に住むキャサリン(ケイト・ベッキンセール)に叶わぬ想いを寄せるごく普通の人物だ。朝、いつもと変わらぬ日常が始まり、ニールのクラスは荒れ放題。ニールが同僚レイ(サンジーヴ・ジーヴ・バスカー)に「宇宙人に俺のクラスを破壊してほしいよ」と冗談を言って右手を振ると、閃光が学校を貫き、ニールのクラスの生徒は全員死亡する。自分の力に気付いたニールが慌てて「死人よ、生き返れ!」と言うと、あらゆる死人が生き返り、街はゾンビで溢れ返る。それから自分をムキムキボディにしたり、女教師に同僚レイのことを崇拝させたりするニール。そんな中、ふとキャサリンのことを思い出した彼は、彼女が自分のことを好きになるよう唱える。するとキャサリンが訪ねてきて、二人は甘い一夜を過ごす。しかし実はこのときパワーはメンテナンス中で、彼女は自分の意志でやってきていた。翌日、しゃべる能力と思考力を与えた愛犬デニス(声:ロビン・ウィリアムズ)によって、知らなくて良かった頭の中が筒抜けになる。そしてキャサリンのサイコな元カレ・グラント大佐(ロブ・リグル)がアメリカからやってきて、彼女を追い回し始める。一方、女教師によるレイへの信仰はさらにエスカレートしていた。その模様を宇宙人たちが天上から観察し、いまにも破壊のカウントダウンが始まりそうになるが…。

評価=☆☆☆☆

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本日は、「ルーム」(GAGA配給)を鑑賞しました♪

2015年製作のアイルランド・カナダ合作映画で、
ある日、拉致監禁され、一児の母親となった女性が絶望的な状況からの脱出に挑む姿を描く人間ドラマ。

前半の監禁されている親子の人間ドラマから一転、中盤の監禁場所から脱出できるかどうかの場面は下手なサスペンス顔負けで心臓のバクバクが止まらない!!
映画後半は、泣ける映画だと気付かされる一本で三度美味しい映画!!

アカデミー主演女優賞を受賞したブリー・ラーソンの演技は勿論、子役のジェイコブ・トレンブレイの演技も素晴らしい(o^-')b !

自分の愛する子供の中に最も憎む者の血が混じっている、そんな深刻な問題を考えながら、親子の絆の深さに胸をうたれる作品!!
子供を持つ親なら号泣間違いない映画です。

監督は、「FRANK フランク」のレニー・エイブラハムソン。

出演は、ママ役に、「ドン・ジョン」のブリー・ラーソン。

ジャック役に、ジェイコブ・トレンブレイ。

ナンシー役に、「ボーン・レガシー」のジョアン・アレン。

ロバート役に、「団塊ボーイズ」のウィリアム・H・メイシー。

[ストーリー]
ママ(ブリー・ラーソン)と5歳の誕生日を迎えたジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)は、天窓しかない狭い部屋で暮らしている。夜、二人がオールド・ニックと呼ぶ男がやってきて、服や食料を置いていく。ジャックはママの言いつけで洋服ダンスの中にいる。ママは「息子にもっと栄養を」と抗議するが、半年前から失業して金がないとオールド・ニックは逆ギレする。さらに真夜中にジャックがタンスから出てきたことで、ママとオールド・ニックは争う。翌朝、部屋の電気が切られ寒さに震えるなか、生まれてから一歩も外へ出たことがないジャックに、ママは真実を語る。ママの名前はジョイで、この納屋に7年も閉じ込められていた。さらに外には広い世界があると聞いたジャックは混乱する。電気が回復した部屋で考えを巡らせたジャックは、オールド・ニックをやっつけようとママに持ち掛ける。しかし、ドアのカギの暗証番号はオールド・ニックしか知らない。ママは『モンテ・クリスト伯』からヒントを得て、死んだフリをして運び出させることを思いつく。ママはジャックをカーペットにくるんで段取りを練習させるが、恐怖から癇癪を起こすジャック。ママは、“ハンモックのある家と、ばあばとじいじがいる世界”をきっと気に入ると励ます。しかし、「ママは?」と尋ねられると、2度と息子に会えないかもしれないと知り、言葉に詰まる。そして、オールド・ニックがやってくる。脱出劇は失敗しかけるが…。

評価=☆☆☆☆

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本日は、なんばパークスシネマで「ボーダーライン」(KADOKAWA配給)を鑑賞しました♪

2015年製作のアメリカ映画で、
麻薬カルテル壊滅のため、アメリカとメキシコ国境の町に送り込まれた女性エージェントが、常軌を逸した現場に直面し変わっていく姿を描くサスペンスアクション。

監督が「プリズナーズ」(2013)、「複製された男」(2013)とリアルでジワジワくる演出を得意とするドゥニ・ヴィルヌーヴなんで期待してたんですが、その演出は健在でした!!

ただ、脚本が悪いのかなかなか具体的な悪の存在やチームの本当の目的が分からず、エミリー・ブラント演じる主人公ケイト同様に“ポカーン”状況になり話に入りにくいのが難点(^_^;)

この監督の持ち味である後味の悪さもありますので、体調の良い日の鑑賞をオススメします。

監督は、「複製された男」のドゥニ・ヴィルヌーヴ。

出演は、ケイト役に、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のエミリー・ブラント。

アレハンドロ役に、「21グラム」のベニチオ・デル・トロ。

マット役に、「ノーカントリー」のジョシュ・ブローリン。

[ストーリー]
エリートFBI捜査官のケイト(エミリー・ブラント)は、肥大化するメキシコ麻薬カルテルを潰すためにアメリカ国防総省特別部隊に選抜される。特別捜査官マット(ジョシュ・ブローリン)に召集された彼女は、アメリカとメキシコの国境付近を拠点とする麻薬組織ソノラカルテル撲滅のための極秘任務に、あるコロンビア人のアレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)と共にあたることに。しかしその任務は、仲間の動きさえも掴めない通常では考えられないような任務であった。人の命が簡単に奪われるような状況下に置かれ、麻薬カルテル撲滅という大義のもとどこまで踏み込んでいいのか、法が機能しないような世界で合法的な手段だけで悪を制せるのかと、善悪の境が揺さぶられるケイト。そして巨悪を追えば追うほどその闇は深まっていく…。

評価=☆☆

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